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女装子専用画像掲示板

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着物女装 - 梅沢弓子

2017/07/08 (Sat) 00:27:27

 みなさん、着物女装の弓子でーーーす!!

Re: 着物女装 - 女装子

2017/07/16 (Sun) 08:53:27

 目が覚めると、板敷の床に月の光が射していた。閉め切った板張りの雨戸はだいぶ古びた代物らしく、ところどころに隙間があり、暗い部屋を淡い光で満たすのだった。体を動かすと床が軋んだ。
 麻縄は解かれ、両手も両足も自由に動かすことができた。しかし、相変わらず一糸まとわぬ素っ裸のままだった。
 ここがみなみ川教の集会所の二階であることに気づくまで、少し時間がかかった。昨日、僕はみなみ川教の儀式を中断させ、幾つもの小さな木像を倒してしまった。その罪を償うまで、この家屋に監禁されることになったのだった。
 あれからY美たちはすぐに帰宅した。後手高手に縛られて鴨居につながれた僕を性的に嬲り、射精させたIさんは、女子には罪がないと言った。僕は背中に回した両腕を麻縄で固く縛られたまま、縄尻を取られ、玄関から外に出て、道路まで見送りに出された。
 解放するに当たって、IさんはY美たちに条件を出した。
「毎日、ですか?」面倒くさそうにY美が訊き返した。
「そうよ、毎日。ナオス君がここにいる間は、午後三時にここに集まるの」
「みんな?」
「もちろん。あなたたち八人全員揃わなくちゃ駄目よ」
 清めの儀を行ずる僕を確認し、手伝う義務があるからだ、とIさんがその理由を説明した。同級生の女の人たちは、がっかりしたようだった。
 帰る間際になって、それまでどこかよそよそしい態度を取っていたメライちゃんが僕のところに来た。何か言いたいのだけれどもうまく言葉にできない、そんな感じだった。もじもじして、僕と目が合うとすぐに面を伏せる。両手を縛られて隠すことができないおちんちんが目に入っても、メライちゃんは動揺することなく、何か思い詰めたように溜息をついた。
 みんなが帰るのに一人だけ素っ裸のまま残され、罰を受けなくてはならない。そんな僕に対して、さすがに同情を覚えるらしかった。
「あしたになったら、私、絶対行くからね。頑張ってね」
 それだけ言うと、背中を向けてせっせと歩き出した。Y美は何か後ろめたいところがあるのか、僕の方を見ようとせず、ミューが僕の剥き出しの肩を撫でて慰めるのをやめさせ、帰宅を急かした。
 とうとう女の人たちは帰ってしまった、素っ裸の僕を一人残して。一人になると、やり心細くなった。なんで僕だけ、という思いが胸の中で激しく渦を巻く。
 がらんとした家の中、Iさんと大柄な坊主頭のターリさんは、僕を様々な格好で緊縛した。僕は縛られては解かれ、また新たな姿勢で縛られた。天井から吊るされた時は腕と足の付け根がきりきりと痛んで耐え難かった。座卓に仰向けに寝かされた状態で縛られた時には、筆のようなものでおちんちんと首筋、乳首を撫でられた。
 両手両足をがんじがらめに縛られ、股間にも縄を通された格好で放置された。お尻に食い込んだ麻縄がじりじりと締め上げられる。おちんちんの袋にも容赦なく縄が掛けられ、下手に動くとおちんちんに痛みが走った。
 作務衣を着た職人のようなターリさんという人は、Iさんによると、縛りの名人とのことだった。どんな格好の縛りでもIさんがリクエストすると、たちどころにその通りに僕を縛り上げた。そして、縛られて身動きできない僕がもがいて体をくねらせるのを面白そうに眺め、体をよじった時にできる脇腹の皺とか浮き出る背骨などに興味を示し、指を自分の唾で湿らせてからゆっくりとなぞったりした。
 呼び鈴が鳴り、玄関の引き戸をあけようとする音がした。僕が緊縛された体を横たえ、Iさんに匙で夕食のスープを口に運んでもらっている時だった。引き戸に鍵が掛かっていることが分かると、まるで苛々したかのように呼び鈴が二度三度立て続けに鳴らされた。ターリさんが「はい、只今」と一声発して、玄関に向かった。
 夜九時を過ぎてからの訪問者は、おば様だった。Y美から事情を聞き、すぐに駆け付けたと言う。いかにも会社から直接来たようなスーツ姿だった。僕はターリさんに縄尻を取られ、二階に移動させられた。
 座卓を囲んだおば様とIさんの話し合いは、かなり長く続いた。きつい口調でまくし立てるおば様の声が聞こえると、ターリさんがにやりと笑った。
「やるじゃん、あの人。うちの巫女さんも相当な弁舌だけど、それ以上だな。俺たち男と違って女は賢いからな」
 座卓をどんどん叩く音がした。おば様は理屈に合わないことをされた時、説明を求める。納得のいく回答が得られない、または相手がお茶を濁そうとすると、おば様はよく机を拳で叩いた。ヌケ子さんによると、職場の人たちはその音を聞くだけで震え上がるという。Iさんがなんとか満足してもらえるように言葉を選び選び、答える。おば様のそれに比べて、ずっと小さい、か細い声だった。
 ターリさんが僕の緊縛された体を起こして、壁に寄りかかれるようにしてくれた。二階は板敷がすぐに軋むので、ただてさえ聞き取りづらいIさんの言い訳がしばしばかき消された。おば様の笑い声がして、一階からIさんのターリさんを呼ぶ声が続いた。僕を連れて下りてくるようにとのことだった。
 もうおば様が来たからには解放されるのだろうとばかり思っていたけれど、違った。おば様はさわやかな顔をして僕の頬を撫で、麻縄がきれいに食い込んでいる僕の体を眺め、目を細めた。
「じゃ、頑張っていい子で耐えるのよ。清めの儀って、たった三日で済むみたいよ」
 事もなげにおば様が言い、にっこりと笑い、今度はおちんちんを軽く撫でた。
「嘘でしょ、三日もかかるんですか? なんで僕が」
 突然ターリさんに口を塞がれた。Iさんが僕を怖い目で睨み、縮み上がったおちんちんの皮を引っ張って、ぐるぐる回した。縄尻ではなく、おちんちんの皮を引っ張られ、玄関から外に出る。緊縛された素っ裸の身に夜の涼しい風が吹きつけてきた。
 玄関脇に付けた車におば様が乗り込み、キーを差し込んで捻った。エンジンの音が僕のお腹にまで響いてくる。おば様は僕をここに置いて帰る決心を翻すことはなさそうだった。Iさんが布施を要求したが、おば様はきっぱりと断り、話し合いは平行線に終わったという。Iさんはおちんちんの皮をいつまでも放さなかった。僕はそのまま、おば様の走り去った車の赤いテールランプが交差点の角に消えるまで見送った。
 当然もらえると見込んだ布施が入らなったということで、Iさんは不機嫌この上なかった。感情的に高ぶり、僕への打擲も激しくなって、立ったまま大の字に縛りつけた僕の背中やお尻を、お風呂の湯を混ぜる時に使うような、先が杓文字の形をした平たい棒を振るって散々に打った。
 うつ伏せに寝る僕の背中やお尻をターリさんが濡れタオルで冷やしてくれた。相当手加減してるから痛くない筈だとターリさんが言う。ヒステリックに打ちまくる場合でも、肉体を痛めつけるよりは心に付着した汚れを払うのが目的だから、そんなに思いっきり力任せに棒を振り回すことはないのだと説明する。
 人間ならぬ物たちに選ばれた人だよ、とターリさんがIさんのことを話し出した。だから崇めるしかない、自分たちのような力のない人間は、と熱心に物語る。疲れ切っていた僕は、ターリさんのお喋りに耳を傾けながら、意識が遠くなるのをどうすることもできない。別に眠っても叱られることはなかった。ふっと意識が返ると、ターリさんがまだIさんの話をしている。ターリさんがIさんに助けられたエピソードだった。僕は話半分に聞いている。程なく、深い眠りの淵に落ちた。
 ふと目が覚めると、僕は二階の板敷の間に寝ていたという訳だった。棒で散々に叩かれた体を濡れタオルで冷やしてくれたターリさんが運んでくれたのだろう。途切れ途切れだった記憶の糸をつなげた僕は、相変わらず一糸まとわぬ格好ではあるものの、腕や足が自由に動くのを幸いとして、すっと立ち上がると、忍び足で廊下に出て、階段を下りた。
 どんなに注意を払っても、階段は素足をおろす度にギーギーと軋んでしまう。小さな音かもしれないが、深夜の静寂に包まれた家屋の中では、十分に目立つ。しかし、僕はあまり気にしないことにした。もしもIさんかターリさんに気付かれたら、トイレだと答えればよい。実際、僕は尿意を催していた。
 ふらふらと、まるで夢遊病のように土間におりて引き戸を開ける。涼しい夜の空気に素肌が包まれる。そのまま何も考えずに敷石を踏んで門に向かったところを呼び止められた。Iさんがサンダルを突っ掛けて玄関から出てきた。
 裾の短いキャミソールが白くて、夜の闇の中に妖しく浮かび上がった。僕の腕が冷たい手でしっかり掴まれた。白檀の香りがした。腰が動くとキャミソールにたくさんの皺ができて、消えた。その下からは限りなく肌の色に近いパンツがちらちらと見える。
「どこへ行こうとしたの? 逃げようとしたんじゃないでしょうね?」
 怒気を含んだ顔が月明かりに照らされた。僕はかねて用意していた答えを口にしようとしたけど、緊張して言葉がうまく出なかった。Iさんが鋭く聞き返す。しどろもどろになりながらも、お手洗いに行こうとしたのだとなんとか告げたものの、Iさんは腑に落ちないようだった。
「なんで外へ出るのかしら。トイレって普通、家の中でしょ?」
「はい。確かにそうなんですけど」
 自分が居候しているY美の家では、家の中のトイレは女性専用であり、男の人は使用が許されていない。まずそのことを伝える。Iさんの目つきは怖かったけれど、キャミソールの薄くて今にも切れてしまいそうな肩紐に視線を向けることで、少し落ち着きを取り戻せた。庭に設えられたトイレ小屋で用を足す習慣なので、ここでもつい、トイレを探しに外へ出たのだと、割合スムーズに話すことができた。
「なるほどね。そういうものかもしれないわね」
 あっさりとIさんが納得すると、僕の手を引っ張って、門の外に出た。びっくりして、Iさんの体にぴったり貼りついたようなキャミソールと小さなパンツを見る。どうもブラジャーは付けていないようだった。
「いいんですか、そんな格好で外に出て」
 どきどきして、息と一緒に言葉まで弾んでしまう。
「何言ってんのよ。あなたなんか、真っ裸じゃないの」
 こんな挑発的な下着姿で外に出たというのに、Iさんは全然平気のようだった。気遣う僕を憐れむように見つめる。
「それはそうですけど、でも、Iさんは恥ずかしくないのかな、と思って」
 言ってすぐ、しまったと思った。ずっと素っ裸でいることを強いられている僕が口にすることではない。不意に羞恥で体がかっと熱くなる。手でおちんちんを隠した。
「あなたこそ恥ずかしくないの? 少なくとも私は衣類をまとってるのよ」
 乾いた笑い声がして、Iさんが歩き出した。歩道には涼しい風が吹いて、Iさんは髪を束ねる紐を外した。艶々しい髪が風にそよいで、水のように波打つ。腕を広げて大きく深呼吸するIさんの後ろ姿を見ると、何か変に胸がドキドキして仕方がなかった。Iさんの白くて細い足とか肩のつるりとした肌、パンツからはみ出た大腿部が月の光を浴びて、それぞれに呼吸しているように見える。
 両手を組んでぐっと上に持ち上げるIさんの若々しい肢体が縦に伸びた。先程おば様とIさんは、一階の和室でこんなやり取りをしていた。「あなた、もう三十を過ぎたの?」とおば様。「まだです。Y美ちゃんたちが中三になる頃、三十を迎えます」。すると、Iさんは今二十八歳ということになる。おば様は「まだまだ若いわね」と羨ましそうだったけれど、四捨五入しても二十歳に満たない僕にはその意味がよく分からなかった。「二十八歳? おばさんですね」というのが率直な感想。でも、こうしてIさんが夜の道をブラジャーも付けないキャミソールとパンツだけの姿で歩く姿を見ていると、おば様の言う「まだまだ若い」の意味が分かるような気がした。
 自由に伸び伸びと、何にも囚われずに歩く姿には、僕自身に本当のところを気づかせる効果があった。そうだ、本当のところ、僕もまた外に出たかったのだった。できればあの家、みなみ川教信者の集会所から逃げてしまいたかった。Y美とおば様の住む家からも逃げ出したいのだけれど、他に行き場がないから我慢している。母と一緒に暮らせるようになれば、もう裸で屈辱的な思いを我慢しながら生活させられることもない。そういう思いが知らず知らずに高まって、夜中に目覚めた時、衣服を全く身に付けていない状態であるにもかかわらず、ふらふらと外へ出る行動につながったのだろう。
「おしっこしたかったんだよね?」
 十字路交差点にさしかかった時、Iさんが振り向いて、にっこり笑った。キャミソールに女物のパンツを一枚穿いただけの妙齢の女の人と素っ裸の僕という異様な二人連れは、真夜中ということもあって誰にも目撃されずにここまで歩いてこれた。しかし、もし誰かに見つかったら、Iさんは何と言い訳をするのだろう。僕がIさんの立場だったら、この辺りで戻るところだった。
「はい。どこか茂みに隠れてしてもいいですか」
「駄目よ、そんなの。この交差点を右に曲がったところの公園に公衆トイレがあるから、そこで用を足すのよ」
 顎でしゃくって、公園の方向を指す。
「いやです。誰かに見られちゃいます」
「馬鹿ねえ、あなた。今更何言ってんのよ。素っ裸でバスにも乗ったくせに。それにしても、あなた、ほんとにY美ちゃんと同じ中学一年生なのかしら。私はあなたが服を着たところを見たことがないから、あなたが制服を着て中学校の門をくぐる姿を想像すると、なんだか笑ってしまうの。ほんとはランドセルをしょってるんでしょ?」
 馬鹿にしたように笑って、背中を叩く。僕は諦めて、Iさんの指示に従うことにした。これまで何度も明るい日差しの中を素っ裸で歩かされてきたので、人の気配がしない真夜中の公道を一糸まとわぬ格好で歩くのは、実はそれほどの抵抗を覚えることではなかった。人に見られる心配が昼間と比べると断然低いし、見られてもどうせ一人が二人の、夜中にふらふら出歩く訳ありな人だろうから、それほどこだわる必要はない。まあ見られないに越したことはないけれども、よし目撃されたとしても簡単に仕方がないと忘れることができた。もう僕は散々いろんな人に裸を晒し、おちんちんを見られてきたから、今更この程度のことでは、格別苦しい思いをしない。ただ、裸という無防備な姿でいることから、危険な目に遭わないように注意を払うばかりだった。
 きょろきょろと辺りをうかがいながら小走りで公園へ忍び入る。遊具施設のない、広場とベンチがあるだけのシンプルな公園は、トイレを設置したことでその存在価値を高めた。この公園の造成整備事業に係わったおば様は、性的奉仕を終えて横たわる僕にこんなよもやま話をしてくれたことがあった。
「公園の造成前に実施した地域住民へのアンケートでは、公園に何を求めるかという設問に対して、八割以上がトイレ設備の充実を第一位に挙げたのよ。信じられる? 住民の皆さん、変わってるのよ。遊具施設なんか、全然求めてないの」
 こうして宮殿の形をしたトイレが設置され、これといって特徴のない公園のシンボルになった。深夜の二時過ぎに素っ裸で公園に入る僕も、この宮殿の訪問者だった。
 おしっこ用の便器に向かっていると、さっと何かが後ろを通り過ぎた。猫だった。しばらく行きつ戻りつしてから、ちょこんと座って僕のお尻をじっと見る。ほっとしたのも束の間、すぐに公園の外で騒ぐ声がして、猫は素早く去った。
 若い男女の集団が公園に入ってきた。酔っ払っているようで、近隣に人家がないのを良いことに叫んだり喚いたりして、やりたい放題。誰かが空き缶を蹴っ飛ばした。けたたましい女の人の笑い声がトイレの中にまで入ってきて響いた。
 そっと覗いてみる。高校生の不良グループだった。ここにじっと隠れていても見つかるのは時間の問題のような気がして、僕は思い切って、全速力で走って逃げることにした。彼らは奥のベンチに落ち付いて、ぐでんぐでんに酔っ払った体を休ませている。
「何今の? トイレから裸の子が出てきたよ。怖い」
 目敏く見つけたらしい女の人が緊迫した調子で叫んだ。すぐに三人四人の影が立ち上がって追い掛けてきた。待てコラ、待て、と口々に怒鳴る。とても酒に酔っているとは思えない機敏さだった。酔っ払っているのはほんの二人か三人で、それ以外は全員素面なのかもしれなかった。
 アスファルトの上を裸足のまま走る。すぐに足の裏が痛くなる。追いかけてくる人たちの硬い靴音が間近に聞こえてきた。いかにも走りやすそうで、生まれたままの姿で走る僕とは条件が違いすぎる。
 交差点を曲がったところで待っている筈のIさんの姿が見えなかった。事態を察してとっとと帰ったのか、桑畑に隠れたのかもしれない。いずれにせよ、Iさんに追っ払ってもらうつもりだった僕は、あっけなく不良高校生たちにつかまってしまった。
「なんだ、男じゃねえか」
「嘘、女だろ?」
「違う。男の子だよ。追い掛けている時は絶対、あれは女だと思ってだけどね」
 高校生たちは僕を引き連れて公園に戻った。両側からがっしりと腕を掴まれて、おちんちんを丸出しにした僕を見て、女の人たちが声を上げて笑った。酔い崩れてベンチに仰向けに寝ていた一人が頭を持ち上げて、「なんだ、お前か」と呟いた。
 素っ裸で苛められている僕をこれまで何度も目撃したことがあると言う。女の人たちはほとんど全員が僕のことを見知っていた。僕が全裸のままバスに乗せられた時、この人たちも居合わせて、射精させられたところもしっかり目撃したばかりか、中にはおちんちんを直接扱いたという人もいた。
「で、お前、なんでいつも裸なの?」
 眉毛を剃った大柄な男の人が僕に真顔で質問する。
「意地悪な女の人たちに洋服を取り上げられたんです」
 正直に答えた僕は、手が自由になったので急いでおちんちんを隠した。もうつくづく裸はいやだった。小さなパンツでも得ることができるなら、この人たちを満足させる努力は、それが多少性的なものであっても、惜しまない気分だった。
「そうか、そいつは可哀想にな。知ってるよ。あのでかいけど細い、ツンとした感じの女の子だろ、目が細くて吊り上がってる。あの子がいつもお前の洋服を脱がせて、こんな風にして裸にして外へほっぽり出すのね」
 眉毛のない大男が感心すると、酔いから醒めようとするみたいにこめかみの辺りを手でがんがん叩いた。女の人たちは、バスの時みたいに僕にいろんなことをさせたいと言い、男の人たちも賛成した。
 こうして僕は、高校生たちが囃す中、彼らのオーディオ機器から流れるアイドル歌手の歌に合わせて、踊りを踊らされることになった。以前にY美に教わった踊りだった。もちろん素っ裸のままだった。
「もっとおちんちんを振りなさいよ」
「そうそう。もっとしっかり」
 恥ずかしくて、動きがぎこちなくなる。なるべく見られないように、踊りの手が許す限りおちんちんを隠そうとしたり、腰をひねったりしていたけれど、踊りの中でどうしても腰を上下左右に動かすところがあって、手は腰に当てなくてはならない。緊張して縮んでいるおちんちんが丸出しのまま揺れる。高校生たちは下品な声を立てて笑った。女の人たちが僕を引き寄せて、勃起させようと試みた。
「ねえねえ、きみ、ナオス君て言うんだよね」
 女の人の一人が言った。曖昧に答えると、いきなり頬を張られた。
「はっきり答えなさいよ。あんたのことはだいたい分かってんだよ」
 観念して名前を言い、Y美の家に居候の身であることを問われるままに語ると、女の人はうって変わって優しくなり、いきなり自分のシャツの裾をめくって、大きなブラジャーを見せてくれた。
「特別サービスだよ。カワイソーでかわいいボクちゃんのため」
 唇の間から、かすれたような声を出して、フッと小さく息を吐いた。街灯の淡い光の中、水色のブラジャーがぽっこりとお椀の形に膨らんでいる。背丈の低い僕のために女の人はしゃがみ込んでくれた。胸の谷間が見える。頭がくらっとするような噎せるような香りが広がり、肉と肉がぷるんと弾ける。と、めくられたシャツの裾がするすると下りてきて、まるで幕だった。時間切れ。女の人の、別人のような嘲笑が聞こえた。
「馬鹿みたい。ブラジャー見ただけで勃起してるよ、こいつ」
 ツンと硬くなったおちんちんを指で突く。ブラジャーの中も見せてくれるのだろうか、揉ませてくれるのだろうかと期待した僕が浅はかだった。女の人はおちんちんが勃起するかどうかだけを確かめ、大きくなったらもうこれ以上見せる必要を認めないのだった。
 こうして僕は、おちんちんを硬くさせられたまま、再び踊らされた。踊りはそれなりに体力を要し、疲労とともにおちんちんが元の大きさに近づく。そうすると、女の人たちに扱かれた。射精寸前まで追い詰められ、勃起した状態で何度も踊らされるのだった。
 公園の街灯に照らされて、素っ裸のまま踊る。女の人たちがキャッキャッと喜ぶ声がする。高校生の集団と思っていたけれど、女の人の中にはもっと若い人も交じっているようであり、明らかに幼い笑い声や話し振りが聞こえた。
 とにかく、みんなに一糸まとわぬ姿をじろじろ見られながら踊らされるという、羞恥と人格否定による精神的な苦痛から逃れるには、頭の中を空っぽにして踊りに意識を集中するしかなかった。以前、Y美に強制的に叩き込まれた通りに体が勝手に動くようにする。
「もっと振って。振るのよ」
 ブラジャーを見せてくれた女の人が叱咤した。
 硬化したおちんちんが両側の太腿へ交互にぴしぴしと当たる。その肉と肉のぶつかる音を聞こうと、一人の女の人が前に出て腰を屈めた。また別の女の人は、缶ビール片手におちんちんを指して大笑いして、眉毛のない男の人の胸にもたれかかった。
 少し離れた地点から野太い怒鳴り声がして、大きな人影がずんずん近づいてきた。聞き取りづらかった声が次第にはっきりしてくる。
「こら、お前たち、何やってんのか」
 高校生たちの動きが止まり、再生中の音楽がプチッと途絶えた。ターリさんだった。その後ろにはIさんもいた。
「げ、あの人だ。マジでやばい」
 眉毛を剃った大柄な男子生徒がそう呟くと、しだれかかっている女の人を起こした。この中で一番肝が据わって腕力のありそうな男子生徒が真っ先に逃げる様子を見せたので、他の高校生たちはたちまち酔いから醒めたようだった。作務衣を着た大きな男からただならぬ妖気が漂っている。男と自分たちの距離が縮まるのを見て取ると、高校生たちは僕を置いて一目散に逃げ出した。
 少し遅れて、音楽再生の機材を持った男子生徒が大きく腕を振って走り出した。僕の横を通過する時、機材がおちんちんの袋に当たった。衝撃で地面に倒れる。
 激痛にしゃくり上げる僕をターリさんとIさんが両側から立たせた。
「男の敵は男だね。わざとじゃないかしら」
 上機嫌のIさんは相変わらずブラジャー無しのキャミソールにパンツ一枚だけの格好だった。不良高校生たちに僕が捕まったのを見て、ターリさんの助けを求めに一旦帰ったのだと言う。Iさんは僕が射精させられていないかをしきりに気にしていた。僕が精液は出していないと言っても信用せず、おちんちんをいじる。
「やっぱり精液を出したんじゃないの? なかなか大きくならないじゃないの」
「勃起はさせられましたけど、射精はしてません」
「じゃ、なんで大きくならないの? さっき陰嚢をぶつけたせい?」
 Iさんが指の位置を変え、おちんちんを挟んで本格的に扱き始めた。おちんちんの袋がきゅっと締まる。気持ちいい。たちまちにおちんちんが硬くなる。
「ごめん、扱き方が悪かっただけか。うん、精液は出してないのね。信じるわ」
 大きくなったおちんちんの亀頭の部分を指の腹で押しつけて、付着した精液を舐め、Iさんはようやく納得したようだった。
 僕がこの集会所に住み込むことになったのは、一重に罪を払う清めの儀を行ずるためだった。だから、深夜に出歩いて高校生たちに苛められたとしても、朝寝は許されなかった。二階の板敷の間に寝ていた僕は、大きな杓文字のような棒を持ったIさんに六時に叩き起こされた。
 まず顔を洗い、朝の支度を整える。バケツに水を汲み、運ぶ。雑巾が渡される。朝食前に課せられた仕事は、床の雑巾掛けだった。
 お粥だけの簡単な朝食を済ませると、白い着物に着替えたIさんに二階の応接室に呼ばれ、真っ赤なカーペットの上に正座させられる。清めの儀について、改めてIさんから詳しい説明があった。
 儀の期間は三日であると聞いたのに、Iさんは首を横に振って、昨晩、僕が無許可で外に出たことによって、五日に延長されたことをやんわりと告げる。
「そんな。三日だって言ったじゃないですか。なんで五日なんですか?」
「無許可の外出は厳禁なのよ」
「知らないです、そんなの。お願いですから三日で僕を返してください」
「駄目よ。知らなかったのは気の毒だけど、厳守するべき決まり事を破ったのだから諦めなさい。あなたの滞在期間は二日延長され、五日になったからね」
 清めの儀を行ずる間は、必ず決まり事を守らなければいけない、とIさんが釘を刺した。それを破ると、儀が完了せず、滞在期間がいたずらに延びるだけだと言う。
 決まり事は三つあった。一つ目は、僕が知らずに破った外出禁止だった。但し、Iさんやターリさんが許可する場合はこの限りではない。それどころか、二人のどちらかによって全く僕の意思とは関係なく、力ずくで外へ連れ出されることもあると思うが、このような時は罰の一つだと思って頑張って耐えて欲しいとIさんが淡々と補足する。
 二つ目は、期間中における着衣厳禁だった。いかなる時、いかなる場合においても布切れ一つ身に付けてはならず、常に全裸でいることを約束させられた。
「もっともあなた、この家に入った時から裸だったわよね」 
 口籠ってしまって、なかなか「はい」と答えられない。
「あなたの大好きなおば様に聞いたわよ。裸で過ごすのは、慣れてるみたいね」
「そんなこと、ありません」
 微笑するIさんの馬鹿にし切ったような視線が僕の露わな肌という肌に突き刺さり、思わず項垂れてしまう。あと三日は素っ裸で過ごさなくてはいけない。途中で何か衣類を身に付けようものなら、監禁の期間がまた延長し、それだけ裸で過ごす時間が長くなる。
 続けて三つ目、最後の決まり事についての説明に入った。それは無断射精の厳禁だった。Iさんかターリさんが精液を出せさる場合と二人のいずれかの許可を得られた場合を除き、射精は厳禁とのことだった。
「もっとも自分でこっそりオナニーしようなんて思わない程搾り取るつもりだから、この決まり事については心配無用かもね」
 顔は笑っているのに目はずっと僕を睨みつけていた。僕が承知し、三つの決まり事を絶対に守る旨を誓わされると、昨日と同じ作務衣姿のターリさんが麻縄を持って入ってきて、後手高手に僕を縛り上げた。複雑に縄が交差し、幾重にも巻き付ける複雑な縛りなのに、慣れた手つきであっという間に僕の両腕はがっちりと動きを封じられた。縄尻を取ったターリさんに一階の和室へ連れて行かれる。
 これから何をされるのか分からない不安と恐怖で緊張する僕のお尻をIさんがぴしゃぴしゃと叩いて、「リラックスリラックス」と笑った。とてもリラックスなんかできる雰囲気ではない。Iさんが僕の体を押さえた。縛るのはターリさんの役目だ。ターリさんが両手に山のような縄を抱えて戻ってきた。
 一旦解かれると、手首だけでなく腕全体に縄が掛けられる。僕は、鴨居から垂れた麻縄に両腕を広げた状態で拘束され、青竹を膝の裏側から通して、青竹に膝部分を縄で縛り付けられた。青竹の両端は縄で繋がれていて、天井の滑車を通って、ターリさんの足元に垂れていた。
 腰を屈めて縄尻を手に取ったターリさんがそれを引くと、天井の滑車がゆっくりと回り、僕の膝頭が上昇を始めた。膝が頭よりもやや上の位置まで持ち上げられ、おちんちんだけでなくお尻の穴までもがすっかり丸出しになった。
 持ち上げられた両足の間に入ったIさんの着物の袖が垂れて、太腿の内側を撫でた。白くて清潔な着物だった。Iさんは、おちんちんを指に挟んで左右に激しく振り、おちんちんの袋を揉んだ。揉む力が段々強くなる。痛みを訴える僕を無視して、ぎゅっとおちんちんの袋を握り続ける。悶え苦しむ僕をじっと観察しているようだった。もう片方の手でおちんちんの皮を剥いたり引っ張ったりする。ひたすら痛い。
 庭に面したガラス戸から晴天の日差しが降り注いで、観察するIさんのうっすらと白粉を塗った顔が不気味に生々しく迫ってくる。Iさんは、ゴム管の付いた注射器をターリさんから受け取った。水を張った洗面器で指を濡らし、お尻の穴に石鹸を塗り、軽く揉んでから、ゴム管の先端を挿入させ、ゆっくりと中に押し込んだ。
 いや、何をするんですか、とずぶずぶと入る長いチューブに喘ぎながら抗議する。それを無視してIさんが注射器のピストンを押した。ぬるま湯の液体がどくどくと入り込んでくる。縛り付けられた四肢をくねらせ、腰を上げたり下げたりして、悶える。
 液体は大量だったような気がしたけれど、Iさんの後ろで様子を見守っていたターリさんに言わせると、全然少ないとのことだった。信じられなかった。もうお腹が液体で重くなっている。これ以上注入されたら、お尻の穴から液体がこぼれ出るだろう。早くもお尻の先がむずむずしてきた。
 便意に襲われた僕にIさんが厳かに告げたのは、許しが出るまでうんちをしてはならないというものだった。とても我慢できる苦しみではないと訴えると、Iさんはターリさんにあれを持ってくるように言った。
 あれ、というのは栓のことだった。トランプのスペードの形をしたその栓は、お尻の中に挿入する時はすぼみ、ぐいと押し込むと、中に入るにつれて元の形になって、うんちを塞ぐ仕組みだった。
 これではうんちを出したくても出せない。僕は、便意がもたらす苦しみに全身汗まみれになって悶えた。腰から脚、背中にかけて、体じゅうが苦悶に震える。まだまだ我慢しなさい、というIさんの声が聞こえる度に激しく首を横に振り、助けを求める。もう外してください、うんちをさせてください、と懇願し、泣き叫んだ。
 このままでは腸が破裂する。汗まみれになって喘ぎ、悶える。どれくらいの長い時間が経ったか分からないけれど、ターリさんが栓の輪っかに紐を括りつけて、少し離れたところから引っ張ることになった。この栓が抜けると同時に、僕をさんざん苦しめるうんちが放出される。
 Iさんがカウントダウンし、ターリさんが紐を引いた。お尻の穴を塞ぐ栓はなかなか抜けなかったが、ついにポンと音がしたような気がして取れると、今までお腹の中を逆流していたうんちが一気に噴出した。Iさんとターリさんはその瞬間をしっかり見たようで、頻りにエネルギーのことを言っては感心していた。
 吊るされ、両足を広げた格好でうんちをさせられた僕は、これまで何度も女の人たちの前でうんちをさせられてきたにもかかわらず、どうにも悔しくて恥ずかしくて堪らず、まるで初めて浣腸された時のように、しゃくり上げた。そんな僕を尻目にIさんとターリさんはせっせと後片付けをし、ガラス戸を開け放して空気を入れ替えた。
 縄の拘束から自由になった僕は、庭に出された。裏にある井戸で水浴びをすることになった。汚れた体を清めなくてはいけない、とターリさんが言った。僕は素直に従い、井戸から汲んだ冷たい水を素っ裸の身に被った。石鹸とタオルを持ってきてくれたターリさんが、ずっと吊るされて痛くなった僕の腕をマッサージしてくれた。
 小さなおにぎり一つだけの昼食を済ますと、二階の板敷の間に連れて行かれた。そこでは木像を清める仕事が待っていた。きれいな白い木綿が渡され、小さな木像を一つ一つ丁寧に拭く。これらの木像は全てターリさんが彫ったものだという。
 ターリさんが拭き方を細かく教えてくれた。最初は優しい口調だったけれど、一度教えたことを間違えると不機嫌になり、舌打ちが聞こえた。二回目は怒声になった。とても有難い木像だけあって、拭き方一つにも注意事項が多かった。拭き終わった木造の並べ方も手順が複雑で難しかった。なかなか一度で頭に入るものではないけれど、機嫌を損じたターリさんが怖いから必死に覚えようとする。
 緊張して手順を間違えることもあった。同じ注意が三回に及ぶと、とうとう手が飛んできた。頬を張られ、体が飛んだ。
 手順通りに木像を清め、手のひらに乗るサイズの木像を教わった通りに並べていく。ターリさんは僕の背中をさすり、やっと笑顔を見せた。
「その調子だよ。頑張れ。あと八十体あるぞ」
「これ、全部やるんですか?」
「当たり前だろ。でないとお前、いつまでも素っ裸のままだぞ」
 ということは、この仕事が終わったら服を着せてもらえるのだろうか。先程のIさんの話では、期間中は着衣厳禁だった。なんだろうと思いつつ、「はい」と生返事をする。
「あ、木綿の拭いた面を返さないで、次のを拭いたな。返せって言っただろうが。もう忘れたのか」
 いきなり頬を張られて、続けて腰を蹴られた。廊下に出された僕の前にターリさんが仁王立ちしている。鬼の形相だった。僕は震える体のまま土下座をして謝ったけれど、横から鋭い蹴りを入れられ、階段を転げ落ちた。
「あなた、ターリを怒らせないほうがいいわよ」
 Iさんが一階の廊下に倒れ込んだ僕を見下ろしていた。
「あの人ね、激昂すると何するか分からない。人を殺したこともあるのよ」
 しゃがみ込んだIさんは、体の節々が痛くてなかなか起き上がれない僕の顔を心配そうに覗いた。人を殺したことがある、と言ったIさんの声が僕のがらんとした頭の中で静かにエコーする。
「あら、私ったら余計なこと喋ったわね。今のは聞かなかったことにして」
 おちんちんを摘まみ、引っ張る。僕を立たせる時、Y美もおば様も脇から腕を通すのに、Iさんだけはなぜかいつもこのやり方だった。僕としては辛く、できればやめてほしいのだけれど、立たせる側としては、一番手っ取り早いのかもしれなかった。とにかく、おちんちんの皮を引っ張られると、どんなに体が重く、疲れていても、すぐに立たざるを得ない。女の人であるIさんには到底理解してもらえない痛みだった。
 いくら教えても覚えない、これでは任せられない、とターリさんがIさんに報告した。これも真剣に儀を行ずる気持ちが足りないからだと見なされ、僕は裏庭の井戸の前に連れて行かれた。後手高手に縛られる。Iさんが麻縄をせっせと滑車に通している。ターリさんに軽々と持ち上げられた僕の体は、井戸の縁を越えて、宙吊りにされた。井戸の中で反省するのよ、とIさん。縄がするすると下がった。
 やだ、ごめんなさい、許して、と泣き叫んでも、むなしく自分の声が反響するばかりだった。得体の知れない闇の世界へ降ろされてゆく。恐怖と不安のあまり、縛られた腕の部分に体重がかかる痛みもそれほどに感じられなかった。太陽の光がどんどん少なくなり、薄闇に包まれる。足先が井戸の水に触れた。冷たくて、すぐに膝を曲げる。
 冷水の中に足先から入り、お尻と太腿がほぼ同時に沈んだ。お腹の辺りで一旦止まったと思ったら、また下がり、とうとう首から上を残してすっぽりと井戸の水に浸かってしまった。水にぎゅっと体を固められた感じだった。内壁に腰を掛けられる程度にはみ出た石があって、そこで体勢を保った。
 井戸の深いところから円形の青空を見上げる。時折覗き込んでは声掛けしてくれたターリさんも用事があるのか、もう顔を見せなくなった。冷水に全身の肌がぴりぴりと震える。空気もまたどんよりとして、ずっと昔からそこに淀んでいるかのようだった。
 腰をもぞもぞと動かしていたら、お尻が石の出っ張りから離れてしまった。体が井戸水の中に沈む。僕を繋いだ縄はしっかり固定されていなかったようで、再び落下した僕の重みとともに縄もまたするすると滑車を回した。後手高手に縛られた体で必死にもがいて、なんとか顔を水面から出すと、助けを求めて叫んだ。声だけがむなしく反響する。
 落ちるとは思っていなかったので、びっくりしてたっぷり水を飲んでしまった僕は、うまく呼吸ができず、足を開いて内壁のはみ出た石で体を支えようとした。ぬるぬると足が滑って、バランスが取りづらい。ターリさんが気づいてくれたのは全くの幸運だった。井戸から身を乗り出して縄を引いてくれた。出っ張りに腰を下ろせた僕に、この井戸はまだまだ深いとターリさんが言った。
 髪の毛からぽたぽたと水滴が落ちて、暗緑色の水面にたくさんの波紋を作る。その下には不気味な水域が垂直に広がっているのだと思うと、僕はもう一刻も早くここから出してもらいたくて堪らなくなった。涙を流しながら許しと助けを乞う。
 井戸を覗き込むターリさんの坊主頭がくっきりと見えた。逆光になって表情が見えない。分かった、という声が聞こえたような気がした。井戸のやたらと声が反響する中では、言葉が大変聞き取りづらいのだけれど、確かに「分かった」と言ったような気がした。
 果たして、僕の体は井戸から引っ張り上げられた。井戸の縁に足を掛けて、ようやく地上に戻った。白い着物姿のIさんが暗い目をしてじっと僕を見ていた。
 縄を解かれて、両腕が自由になった。ターリさんが縄を扱いていた。縛られていた両腕を摩る僕を横目で見て、Iさんがにっこりと笑った。緊縛から解放されたのは束の間だった。僕はまた縛られた。
「もういやだ。許してください」
 暴れ、もがいても無駄だった。今度は両手首、両足首を別々にがっちりとくっ付けた形で縄を括られた。足首を縛った縄尻には大きな煉瓦が結ばれている。全てはIさんの指示だった。
 再び井戸に入れられる。今度は足の先に重たい煉瓦を括られていて、落ちる速度が前より速かった。冷たい井戸水が足の先から順々に浸かり、首のところで止まる。真上を向いてかろうじて呼吸ができる程度だった。と、突然ガクンとストッパーが外れたかのように落とされ、素っ裸の身が完全に水中に沈む。
 呼吸を止める。ずんずんと僕の体が沈み、指の先まで冷水の中に入った。しっかり空気を吸い込んでいなかったので、すぐに苦しくなる。落とされた瞬間に飲み込んでしまった水がお腹に下った。もしも両手首を結んでいる縄が外れたら、僕は足先に括られたとともに、二度と浮かび上がることはないだろう。
 井戸は底無しの深さだった。いくら沈んでも足がつかない。上下の感覚が薄れそうになった水の中でやっと体を引っ張られ、伸び切った両腕がぴりぴりと痛んだ。縄が手首を抜けた場合に備えて、括られた不自由な手でしっかり縄を握る。まず手から水面を上がり、頭髪、額、目の順に水中から出る。ようやく待望の呼吸ができた。
 びしょ濡れの体が滑車まで巻き上げられた。おちんちんが井戸の縁よりも上に出て、Iさんが「まあ」と呆れた顔をした。冷水に浸かったおかげで小指の先っぽくらいのサイズに縮んでいるのだった。
 足元の石を持ち上げて、地面に叩きつけるIさんをターリさんが宥めた。Y美たちが約束の時間を過ぎた今も集まらない。このことにIさんは腹を立てているのだった。儀の期間中は毎日三時に集まることを約束してY美たちの帰宅を許したのに、時間になっても誰一人顔を見せない。どういうことかしら、とIさんが僕の頬を手で挟んで、詰る。
 こんな風に僕を吊るして、足首を縛った縄尻に煉瓦を括りつけるのは、見せしめなのだった。Y美たちが集まるまで、僕は井戸の中に吊るされることになった。
 井戸に落とされ、頭上の指の先まで井戸水に浸かっても、まだ止まらずに底へ沈み続ける。全身の肌を例水が圧迫する。苦しくなって腰を揺する。ゴンと音がして、重しの煉瓦が内壁にぶつかる。
 体が引き上げられては、また落とされる。この連続だった。時には顔が出ただけのところで止まった。地上から引っ張られることを期待して上を向くと、括られた手首の間から光に溢れた青空と雲が見えた。あそこまで昇っていきたい、と切に願った途端、足を引っ張られた感じがした。体が沈み、青空に水が被さった。
 聞き覚えのある女の人たちの声がした時、僕の体は冷え切って、体の震えが止まらなかった。井戸の深いところから引き上げられ、昼の明るさに眩暈を感じる。井戸の縁には、Y美がいた。ターリさんは何度も僕を引っ張り上げたおかげで、さすがに腕が痛くなったらしい。肩をぐるぐる回しながら機嫌よくY美に話し掛けるが、Y美はそれを無視してS子を呼んだ。庭を横切ってS子が来た。
 ルコ、ミュー、風紀委員、エンコ、N川さんも一緒だった。メライちゃんがIさんと話をしながら来た。昨日のようなお洒落なポロシャツではなく、いつもの白いワンピースを着て、靴も普通の運動靴だった。 
 滑車から吊り下げられたままの僕の体をじっくりと見て、Y美たちがいろんなことを言う。彼女たちは、なぜ僕がこんな酷い目に遭わされているのか、理解していないようだった。ターリさんが質問に答えて、「こんな風に落とした」と実演した。僕はまた井戸に落とされ、ずんずんと体を沈められた。
 縛られた両手の縄が滑車の最上部まで巻き上げられて、どこも隠すことができず、頭のてっぺんから爪先まで全身びしょ濡れの素っ裸の体を女の人たちにまじまじと見られた。胸から腰にかけて鳥肌が立ち、唇が紫色になっているのを見て、メライちゃんが顔を背ける。ミューがメライちゃんの肩にそっと手を置いた。
「ちょっと酷すぎない?」
 ミューが呟くと、Y美がにっこりと笑った。
「どうせ粗相をしたんでしょ。いい気味だよ」
 Y美は僕がお仕置きを受けていると思っているのだった。寒さと悔しさで体がぶるっと震えた。
 許しを得てようやく縄を解かれた僕は、そのまま風呂場に連れて行かれ、ぬるま湯に肩まで浸かることができた。体が温まってくると、引き戸から顔を出したIさんが僕にすぐに出るように命じた。脱衣所ではターリさんが待っていた。タオルも与えられないので、ぽたぽたと水滴を落としながら廊下を歩く。ターリさんに背中を押され、和室に入らず、玄関に向かう。土間に下りると、下駄を引っ掛けたターリさんによって問答無用に明るい戸外に出されてしまった。
 そこではY美たちが待ち構えていた。隅っこには、身を竦めるメライちゃんの青ざめた顔があった。Iさんが「これからナオス君の行ずる儀は、あなたたちの手伝いが必要不可欠」と、Y美たちに語りかけた。麻縄を持ったターリさんが僕に襲い掛かり、あっという間に僕を後手高手に縛り上げた。がっちりと縄で縛られた僕の恥ずかしい姿をメライちゃんが怯えた目で見つめる。
 縄尻をS子が取って、道路へ出た。
「全裸緊縛で歩かされるって、どんな気分なの?」
「ねえ、みんなが見てるよ、びっくりしてるよ。恥ずかしくない?」
 女の人たちが次々と僕を冷やかした。実際、ちょっとした大名行列だった。白い着物に紫の上衣をまとったIさんを先頭にY美、縄尻を取るS子、僕が続き、他の女の人たちは僕の横に来たり後ろに回ったりした。しんがりはターリさんだった。これだけの人数で歩いて、しかも素っ裸で緊縛された僕が混じっているのだから、目立たない筈がなかった。脇を通行する車という車が速度を緩めて見物した。
 列の先頭と後方にIさんとターリがいるのを見て、人々はこれがみなみ川教の宗教行事であると察するようだった。家や畑から、ぞろぞろと沿道に出てくる。Iさんやターリさんに挨拶する人も少なくなかった。やはり日中だけある。深夜に僕がIさんに連れられて歩いた時とは大違いだった。
 桑畑のある十字路を右に曲がって、公園に入った。昨晩、僕が高校生たちに捕まった公園だった。宮殿の形をしたトイレの屋根が金色に輝いていた。
 硬い地面にざらざらした砂をまぶした空間が楕円の形に広がっている。ターリさんが縄を解いてくれた。両手が自由になると、この何も身を隠すことができない、草一つ生えていない平らな場所から逃げ出したくなった。自分だけが素っ裸でここにいる。思わずしゃがみ込んだ僕をY美が腕を組んで見下ろした。
 犬のように歩け、とY美が言った。四つん這いになると、すぐ目の前にメライちゃんの靴と細い脚があった。S子が縄で裸の背中を打つ。膝をつけずにお尻を高く上げて、楕円の形をした広場を一周させられた。
 こんな風にお尻の穴丸出しにして歩かされるのが鷺丸だったらどうするの、とY美がメライちゃんに話し掛けた。二人は、僕のすぐ後ろを付いてくる。メライちゃんは返答に窮したようだった。
「ちゃんと答えろよ」
「いやです。そうなったら別れます。こんな恥ずかしいことする人が彼氏だなんて」
 一呼吸置いて、メライちゃんが答えた。きっぱりと決意を伝えるような口調だった。ざらざらした地面が手のひらと足の指に鋭い痛みを一瞬伝えた。
 Iさんとターリさんが座るベンチの前を通りかかった。Iさんが話をし、ターリさんが不動の姿勢で話を聞いている。ベンチの後ろには信者の中年女性たちがいて、四つん這いで歩かされている素っ裸の僕をじっと見つめる。
 下からIさんの足が伸びてきて、すっと上げた。サンダルを脱いだIさんの素足が僕のお腹に当たり、腸を圧迫した。四つん這い歩行が一瞬止まる。足はすぐに下に移動して足の甲でおちんちんを軽く叩いた。
「立ち上がるのよ。手は頭の後ろで組んでね」
 少し間を置いてからIさんが言った。間髪を入れずにY美にお尻を叩かれた。信者の女の人たちは厳粛な宗教行事に参列しているような真面目な顔をして、命令に従う僕の体を上から下までじろじろ眺めた。
 少しでも腰を捻らせたり、頭の後ろで組んだ手を動かしたり、足をもじもじさせたりすると、じっとしてなさい、動かないで、とIさんに注意された。ターリさんや信者の中年女性たちに向けて話をするIさんの口から、魂の浄化とか生命のエキスとか精霊とか、普通には聞かない単語が頻発した。困ったような顔をしてS子が笑うと、すぐにY美がS子を睨みつけた。S子はびっくりしてたちまち真顔に戻る。Iさんの指示を受けたターリさんがベンチから立ち上がり、麻縄を持って僕に近づいた。
 街灯の支柱と広場の外側にある若木に縄を結ぶ。僕を立ったまま大の字に体を広げた格好で縛りつけるらしい。縛る直前、ターリさんが僕を唆した。本気で抵抗して、もしもターリさんの手を逃れることができたのなら、この理不尽な儀式から今すぐ僕を解放してくれるというのだった。僕はその言葉に偽りがないことを確信し、一瞬の隙をついて後方へ飛び、そのまま回れ右をした。足を踏み出した途端、両足をターリさんに抱きかかえられ、上半身から地面に倒れた。
 必死に抵抗する僕をY美たちは無駄なあがきと見て、冷笑した。転ばされ、背中やお尻に小さな石の粒が付着した僕をメライちゃんがじっと見ている。無表情だった。ターリさんの屈強な力で地面に押さえつけられた僕の手首、足首に縄がきゅっと締まる。
「残念だったな」
 ターリさんが勝ち誇った笑顔を見せて、僕の背中をバシンと叩いた。
 腕、足を伸ばし切った状態で拘束された僕の正面にIさんがメライちゃんの手を引いてきた。アシスタントとしてY美がメライちゃんを指名したのだった。メライちゃんはIさんからシャーレを渡されると、僕の顔を見て、謝るように小さく頭を下げた。じっと僕の体へ視線を向けたまま、ゆっくりと腰を下ろす。
「ごめんね、ナオス君。私だってこんなこと、したくないんだけど」
 それだけ言うと、メライちゃんはおちんちんに触れ、皮を剥いた。亀頭のひりひりする部分に指を当て、皮をしっかり剥いた時に現れる亀頭の下の部分を指でなぞった

Re: 着物女装 - 女装子

2017/07/16 (Sun) 19:28:27

 町役場の、たくさんの人が行き交う長い廊下をメライちゃんと僕は歩いた。背中のストラップが優美にクロスするタンクトップ、ミニスカートという格好は、僕を女子そのものにしていた。
 一人の時よりも、本物の女子であるメライちゃんと連れ立って歩いている時の方が格段に僕を女の子らしく見せているようだった。それは人々の視線からも、はっきり感じられた。僕は今、普通に女の子として受け入れられている。
 会議室に着いた。この中で待つようにとの館内放送があった。面接はその隣の、ここよりも少し狭い会議室でおこなわれるらしい。
 入口の前に痩身の若い男性がいて、「夏祭りのイベントに出るんだよね、君は」と、メライちゃんに声を掛けてきた。ボサボサで伸び放題の頭髪、紺のスラックスから白いワイシャツの裾が半分出ているところなどから、自由に世界を放浪している若者のように見えるけれど、首から提げたストラップ付きの名札入れには、イベント実行委員会のスタッフであることを示すカードが入っていた。
 こっちの子もそうなの、と人差し指だけ僕に向けて、メライちゃんに質問を重ねる。細い目がちらりと僕の方へ動いたような気がした。はい、と頷くメライちゃん。ボサボサ頭の男は腕を組み、「うーん」と唸った。わざとらしいほどの思案顔だった。
「その格好でステージに立つのかな、随分普通っぽく見えるけど」
「違います。衣装は用意してきました」
 いしょうはよういしてきました、とメライちゃんの口真似をしたボサボサ頭は、ニッと歯を剥いて笑い、「そうじゃないでしょうがあ」と声を荒げた。溜め息をつき、顔を左右に振る。やることが一々大袈裟だった。
「ちゃんと着替えてきてよ。面接はさ、舞台に出る時の格好で受けてもらうんだからさ、控え室に入る段階でもう着替えてないと、困るんだよね」
「ごめんなさい」
 メライちゃんがぴょこんと頭を下げると、その後ろをタキシードを着た男の人が通り過ぎた。ボサボサ頭は首をすっと前へ伸ばすようにして、イベントの出演者か訊ねた。メライちゃんに対するのとは打って変わった丁寧な言葉遣いだった。
 振り返った男の人がそうだと答えると、ボサボサ頭は恭しく頭を下げ、控え室のドアを開けた。タキシードの男に続いて、赤いチャイナドレスを着た女の人、ギターを担いだ皮ジャン男子、着物姿の女の人が中に入った。
 静かにドアを閉めたボサボサ頭は、怒られてしょんぼりしているメライちゃんに向き直ると、「早く着替えてきて」と言った。
「着替える場所はどこですか」
「きがえるばしょはどこですか・・・んなの、ないよ。廊下で着替えればあ?」
「そんな・・・」
 半開きの目をしてボサボサ頭は、うろたえるメライちゃんを面白そうに眺める。相変わらず僕の方は一顧だにしない。
 と、この様子を離れたところで見ていた女の人が「ちょっと駄目じゃないの」と注意しに来てくれた。「女の子にそんな対応はないでしょ」
 いやそんなつもりじゃないんだけど、とボサボサ頭は、ニヤニヤ笑いを浮かべて言い訳をする。女の人はスーツ姿で、切れ長の目でじっとボサボサ頭をじっと睨んだ。この町役場の職員で、ボサボサ頭よりも立場的には上なのだろう。
「ごめんなさいね。着替えの場所は、あるにはあるの」
 ひとしきりボサボサ頭を注意してから、スーツ姿の女性職員は、メライちゃんと顔の高さが同じになるよう、軽く膝を曲げた。
「四階の、ここからちょっと離れた場所にね、更衣室がある。別にイベント出演者向けに解放してる訳じゃないけど、使っていいです」
「え、あそこ貸すんですか。あそこは…」
「黙りなさい」
 ぴしゃりと女性職員が封じると、ボサボサ頭は口を閉じてうつむいてしまった。
 更衣室まで案内してもらえることになった。向かおうとした矢先、おい、とボサボサ頭に声を掛けられた。
「お前、女の子じゃないだろ?」
 はい、と答えるよりも早く引き寄せられた僕は、ミニスカートをめくられた。いや、何するんですか、と叫ぶ口を手で覆われ、ショーツのゴムが引っ張られる。中を見られてしまった。ほう、とボサボサ頭は感心してゴムを放した。
「やっぱり男じゃん。毛はまだ生えてないし、皮もまだ被ってるみたいだけどな。他の人はともかく、俺は騙せないからな」
 僕は黙って顔を伏せた。そんな手荒な真似をしなくても、初めから正直に答えるつもりだったのに。
「ところで、なんでハダシなんだよ」
 不思議そうな顔をして僕の足元を指す。ついさっきまで履いていたゴム靴は、学校でメライちゃんがY美に取り上げられた上履きだった。ショーツを貸してくれる代わりにゴム靴は返すことにしたのだった。ショーツを穿く時にゴム靴を脱ぎ、それからはずっと裸足だった。履物なしでうろうろしている人は、確かに珍しいかもしれない。
「舞台では裸足なんです、だから履物はいらないんです」
「そうかよ」ボサボサ頭は腕組みを解いた。納得してくれたようだった。
「けどよ、この床、相当汚れてて、足の裏、すぐに黒くなるからな。この建物も老朽化が進んでるしな。お前、せっかく女の子の振りしてんだからさ、きれいな可愛いい女の子になってくれよ。お前みたいに初めから舞台に出る格好で来てくれると手間がかからないよな。あのワンピースの子は、これから着替えるのかよ」
 どうもボサボサ頭は誤解しているようだった。僕はこの格好では舞台に立たない。許された衣装はパンツ一枚だけだ。
 メライちゃんが僕を促すので、ボサボサ頭は「なんでだよ」と、口を尖らせた。
「この子は着替える必要ないんだろ?」
 どうせ脱ぐだけなのだから、このまま控え室に入って面接の直前に脱げばよいのでは、という考えが浮かんだ。でも、メライちゃんはそうは考えなかった。
「ナオス君も今とは別の格好をして舞台に立つんですよ。着替えに行かなきゃ駄目です」
 きがえにいかなきゃだめです、とボサボサ頭はメライちゃんの少し舌足らずなところを誇張して口真似をしてみせてから、「なんだ、お前、このまま舞台に立つんじゃなかったのかよ」と、落胆したような顔つきになってぼやいた。
「そうですよ。もっと簡単な衣装です」
 口真似されるのを恐れずメライちゃんが割って入ると、僕の手首を握って、「さ、お姉さん来たよ。行くよ」と囁いた。
「え、お姉さんどこ」周囲を見回す。どこにいるんだろう、鷺丸君のお姉さん。一瞬、蹴り上げられたおちんちんの袋に鋭い痛みが走った。
「ほら、あっち」とメライちゃんの指す方を見ると、廊下の向こうに細身の人影があった。顔の位置で鍵を揺らしている。「あれ、ほんとだね」
 大丈夫?、ナオス君、とメライちゃんがクスッと笑った。お姉さんとは町役場の女性職員のことだった。

 階段を三階まで上がると、その先の階段は鎖で封鎖されていて、「関係者以外立ち入り禁止」の札が掛けられてあった。女性職員は鎖を外し、メライちゃんと僕を通した。鎖を戻す時、女性職員の指先に錆びか付着したのか、メライちゃんと僕を一段越しで追い越しながら、頻りに指を擦り合わせていた。
 四階は町長室、特別会議室などがあり、他の階と違って一般の町民がいないから、驚くほど静かだった。長く続く廊下に人の気配はなく、汚れて黄ばんだリノリウムの床は、踏む度に少し沈んだ。更衣室は廊下の端にあった。
 女性職員は事務室から取ってきた鍵を塗料のほとんど剥落したドアに差し込み、肩を上げるようにしてドアを横に引いた。更衣室というか、かつて更衣室だったところの物置という方が正確だった。ところどころ凹んだキャビネット、錆び付いた事務机、ビニールのカバーが破れたビジネスチェア一などが雑然と置かれ、汚れた窓の近くには、傾いた棚があった。この棚だけ木製であり、個人宅で使われるような代物だった。
 メライちゃんは棚に手提げ鞄を置くと、「早く脱いで」と言った。
 とりあえず僕が脱ぎ、洋服をここに残して更衣室を出れば、後はメライちゃんが一人で心置きなくスクール水着に着替えることができる。
「あ、ごめん。私、出るね」
 服に手を掛けた僕を見て、女性職員は慌てて出て行こうとした。すると、「別に大丈夫ですよ、脱ぐだけですから」と、メライちゃんが引き留めた。別に引き留める理由はないと思うし、女性職員もこの場にいる必要はないのだけれど、なぜか女性職員は回れ右して、タンクトップを脱ぐ僕を見つめる。
 じろじろ見られながら脱ぐのは、何か恥ずかしい。スカートのホックに回した手がためらったように止まると、メライちゃんに「早くしようよ」と急かされた。スカートを脱ぎ、脱いだ物を折り畳んで棚に置く。
 パンツ一枚の裸になった僕を見て、女性職員は「舞台衣装はどうしたの?」と聞いた。
僕は問いかけに対して即答ができない。つい考え込んでしまう性質はY美の家で暮らすようになってから、特に強くなっていた。「衣装はこれですよ、この格好です」と、メライちゃんが手提げ鞄からスクール水着を出しながら、言った。女性職員は目を丸くした。
「これが舞台に出る格好なの? 下履き一枚でステージに上がるつもりなの?」
「そうですよ」と、メライちゃんが事もなげに答える。
「信じられない。ねえ、あなた、恥ずかしくないの?」
 ますます即答できない質問だった。恥ずかしいに決まっている。
「でも、すごいわ。男の子ならともかく、パンツ一丁で舞台に上がるのは、なかなか勇気がいることよ」
 着ていた服のせいで僕のことを女の子と思い込んでいる女性職員は感心しながら、僕の肩をポンポンと叩いた。次はメライちゃんが水着に着替える番だった。女性職員に背中を押されるようにして更衣室を出ようとしたら、「ちょっと待って」とメライちゃんに呼び止められた。
「そのパンツ、裏返しじゃない。しかも前後が逆になってるし」
 あ、と思って見ると、確かにパンツのタグが前に出ていた。パンツを渡された時、とにかく早く身に着けたい一心だったから、そこまで気が回らなかった。
「ほんとだ」
「ほんとだ、じゃないわよ。早く直しなよ」
「分かった。トイレで直してくるよ」
「ダーメッ。ここで直しなよ」
 え、そんな、と僕はパンツのゴムを押さえるようにして、もじもじした。メライちゃんはもう僕の裸は見慣れているのかもしれないけれど、ここには女性職員だっている。そのことをメライちゃんに気づいてもらいたくて、恐る恐る女性職員の方を見ると、当の女性職員と目が合ってしまった。
「私のことなら気にしないでいいのよ。どうぞ直して」
 あっさり勧められてしまった。この女性職員は僕のことを女の子と思っているのだから、この反応も仕方がなかった。気にするのは僕の方なのに。
 二人の女の人が見ている前で、片手でおちんちんを隠しながらショーツを下ろす。ショーツを裏返す時は両手を使わなくてはならない。股間におちんちんを挟み、完全に隠したところで手を股間から放す。ショーツを元に戻し、前後を確認して、再びショーツに足を通そうとして片足を上げたところ、股間に押し込んでいたおちんちんがぽろりとこぼれてしまった。
「なに今の? ねえねえ、見た? なんなのあれ?」
 女性職員は興奮気味にメライちゃんへ身を乗り出した。
「おちんちんだよね、あれ。なんでおちんちんが付いてんの? 信じらんない」
 せっかく穿き直したショーツのゴムに女性職員が手を掛けた。疑わしい物は自分の目で再確認する必要があると考えているようだった。ゴムを掴む僕の手を力ずくで払うと、職業的な冷たさでショーツを引きずり下ろした。
 いや、やめてください、と叫ぶ僕を無視して、女性職員はおちんちんが本物かどうか、見るだけでなく、手で触って確かめる。おちんちんを摘まみ上げられ、その陰にあるおちんちんの袋までチェックされた。
「妙におどおどしてるから変だなとは思ってたのよ。きみ、男の子だったのね。これは、紛れもなくおちんちんだよね。違う?」
 そう言うと、女性職員は僕の足首から引き抜いたショーツを広げて、溜め息をついた。
「服だけでなく下着まで女の子用なんだからね。どうして女の子の格好しているの? そういうのが趣味なの?」
 素っ裸のまま背中を丸め、おちんちんを手で隠して首を横に振るばかりの僕に代わって、メライちゃんが「違うんですよ」と答えてくれた。
「意地悪な友達に女の子の服を着るように強制されてるだけなんです」
「苛め? おちんちん、股の間に挟んだって隠しきれるもんじゃないわね」
「ナオス君、結構上手に隠すんですよ。女性たちに女か男か疑われた時は、女の子だって言い張って、証拠を見せなくちゃいけなくなったんです」と、メライちゃんはここへ来るまでのバスの中の出来事を話し始めた。最初に女の子って言い張ったのは僕ではなくメライちゃんなのだけど、僕は黙って唾を飲み込んだ。
「前から見られる時は良かったんですけど、後ろから見られる時は急いでおちんちんを前へ移動させなくちゃいけないから大変でした。で、すぐにまた前から見られるので、急いでおちんちんを股間に挟んで隠すんです。なかなか忙しそうでした」
「男の子って、おちんちんが付いてるからねえ。ほんとに邪魔っけでしょ。隠しながらそう思わなかった? なんでこんな余計な物が付いてるんだろうって」 
 少しでも露出部分を隠そうと、素っ裸の身に腕を巻き付けるようにして立つ僕は、俯けた顔を少しだけ上げて、はい、と返事をするのが精一杯だった。と、背中を押された。この格好のまま僕を更衣室の外へ出そうとしている。
「じゃ早く着替えてね。外で待ってるから」
 女性職員はメライちゃんにそう言い残すと、素っ裸のままの僕を連れて更衣室から出た。幸い廊下に人はいなかった。おちんちんを手で隠しながら、ショーツを返してください、とお願いする僕を女性職員は黙って見下ろした。
「男の子だったら裸で舞台に出ても平気かもね」と、たっぷり間を置いてから、女性職員が言った。
「いえ、恥ずかしいです。早くショーツを返してください」
「そうだったわね。オールヌードではなくて、パンツ一枚だった」
 ひらりとショーツがリノリウムの床に落ちた。「いくら男の子でもさすがにオールヌードじゃ、かわいそすぎるよね。あらら、あらららら」
 更衣室から出てきたメライちゃんを見て、驚きの声を発した。ちょうど僕が急いで拾ったショーツを引っ張り上げたところだった。「かわいい。あなたはスクール水着なのね。とってもかわいいわよ。女の子はスクール水着、片や男の子はパンツいっちょう。ねえ、あなたたちが出る舞台ってどんなことするの?」
「それはまだ秘密なんです」と、メライちゃんが照れ笑いを浮かべて返した。
 階段のところまで来て、急に不安を覚えた。人があまりに多い。ショーツ一枚だけを身に着けた格好で通行するのは、恥ずかし過ぎるし、いたずら好きな人たちに面白半分に脱がされるなどということも考えられる。僕が不安を訴えると、女性職員はちょっと困ったという顔をした。
「だってあなた、その格好で舞台に出るんでしょ。こんなところで恥ずかしがってたら、とてもショーに出られないわよ」
 これまでずっとマジックショーの練習を重ねてきて、パンツ一枚どころか素っ裸を晒すことにも慣れたような感じがした。同じ場所で練習をしていた合唱団の女の子や男の子には、素っ裸を晒しただけではなく、性的に弄ばされ、射精の瞬間まで見られてしまった。
 それでも、やはりこれらは非公開の練習時での出来事だった。パンツ一枚の裸でステージに出て、大勢の人に見られるというのは、こうした経験とは明らかに質の違う羞恥を僕に覚えさせる。今まで裸を見られずに済んだ人たち、例えばクラスメイトたちにも確実に裸を見られることになる。もしかすると、独身寮に住み込みで働く母も誘われてふらりと夏祭りへ出掛けないとも限らない。
 これらは、今まで僕が考えないようにしてきたことだった。いよいよ逃げてきたこの現実と直面することになる。
「ほんとね、私も恥ずかしいよお」
 階段の手すりに顎を乗せて下を覗き込むメライちゃんがほんのりと頬を赤く染めて、僕に同意した。
「そっか、やっぱ恥ずかしいか」
 女性職員はぽつりと呟くと、何か思い付いたらしく、ちょっと待ってて、とメライちゃんに言い、一人で階段を駆け下りていった。しばらくして戻ってきた女性職員の手には、四角に折り畳まれた水色の布があった。
「一階の控え室までこれを羽織ってて。良かったらこれも使って」
 持ってきたのはバスローブとスリッパだった。メライちゃんに手渡す。
「どうしたの、きみ」女性職員が僕の物欲しげな視線に気づいて、声を掛けてきた。
「あの、僕の分もありますか」
「ごめんね。一人分しかないの」
 すぐにメライちゃんへ顔を戻して、「よく似合ってるわよ、これなら移動しても恥ずかしくないよね」と、満足げに頷いている。メライちゃんも安心したようだった。ありがとうございます、と元気な声で礼を述べる。
 あの、と僕はもう一度女性職員に声を掛けてみた。
「なんなのよ、きみは」苛々した感情を込めて、女性職員が振り向いた。
「僕にも何か羽織る物があれば」と言いかけるものの、すぐに「ないって言ったよね」と返されてしまった。
 でも、と僕はどうにも釈然としないので、勇気を振り絞って続けた。
「でも、何よ?」
 女性職員は、不機嫌そうに眉を動かした。
 バスローブが一枚しかないのであれば、肌の露出度の高い方が着るべきではないのか。つまり、メライちゃんはスクール水着で、僕はパンツ一枚だから、この場合、バスローブは僕に貸してくれてもよいのではないか。
 たどたどしくも、なんとか自分の思うところを言葉にしてみた。この人だったら理解してくれそうな気がしたけれど、甘かった。フン、と鼻で笑われた。
「きみ、全然分かってない。こういう場合、普通は女の子に渡すでしょ。それともきみは、この子がスクール水着のままうろうろ役場の中を歩き回って、男どものいやらしい視線に晒されてもいいっていうの?」
「いえ、別にそんなことは。でも」
「黙りなさい。きみも確かに裸で歩いて恥ずかしいかもしれないけど、でも男の子なら我慢でしょうが。君の恥ずかしさは、所詮笑われる程度の恥ずかしさなのよ。でも、女の子の感じる恥ずかしさは違う。男どもの血走ったいやらしい目で見られるんだからね。それこそ肉体をけがされるような恐怖に身を晒すことでもあるのよ」
 もう僕は何も反論できなかった。ただ、ごめんなさいと頭を下げるより他になかった。それでもまくし立てる女性職員を止めることはできなかった。
「女はね、きみの裸を見ても、性的な欲望なんか抱かないの。ただ、馬鹿みたい、見っともないわって笑うだけなの。きみの小さなおちんちんを晒したら、かわいい、おもしろいって思う女の人もいるでしょうね。とにかく、男たちが女に向けるいやらしい視線とは、根本的に違うの。だから、きみはパンツいっちょうでも我慢する。女の視線は男の肉体をけがすことはないからね。バスローブはスクール水着の女の子がまとうのよ。理解できましたか?」
 額をツンと指で突かれた。
「分かりました。もう二度と言いません。ごめんなさい」僕はもう一度、頭を下げた。でも、と続けたくなる気持ちを抑える。スリッパぐらいは僕の分も持ってきてくれてもよかったのに、とメライのちゃんの素足にすっぽりと嵌ったスリッパを見て思ったけれど、ここは我慢するしかなかった。
「分かればよろしい」
 やっと表情をほぐしてくれた女性職員は、かわいい乳首ね、と指で乳首を撫で、押してきた。思わずウッと声を上げてしまった僕を小さく笑い、「ま、きみが裸で歩きたくないって言うなら、特別にエレベーターを使わせてあげる」と、エレベーターのある方向へメライちゃんと僕を案内した。メライちゃんはペタンペタンと、スリッパの底を床に叩きつけるように歩いた。
 町役場の階段は建物の中央にあり、エレベーターは西側の端に一基だけ設置されていた。更衣室とは反対側だった。「女性専用」と書かれてあった。
 エレベーターのドアが閉まって下降し始めたと思ったら、すぐにチーンと音がして、三階で止まった。かなり年代物のエレベーターで動きが一々遅い。やっとドアが開くと、五十代くらいの女性たちがどっと乗り込んできた。
 バスローブをまとったメライちゃんの後ろへ急いで隠れるものの、女性たちの人数は相当に多く、彼女たちのお尻にグイグイ押されて、メライちゃんはとうとう僕の左へ流れるように動いた。二人してエレベーターの壁に背中をぴったり付け、足を踏まれないように軽く爪先立ちする。特に僕はスリッパもない裸足なので、他人の迫りくる足には敏感になる。裸の背中に金属の板が冷たい。
 定員超過を告げるブザーが鳴った。最後に乗った一人が降りると、ブザーが止んだ。次にするか、階段を使えばいいのに、乗り切れなかった一人は「あんたたち、こんな婆さんを一人だけ置いてく気?」と、不満を露わにしてドアの開閉部分に足を差し入れた。
 このままではいつまで経ってもドアが閉まらない。エレベーターの中は、誰が代わりに降りるかという問題でざわつき、若い人が譲るべきということになった。女性たちの視線が一斉にメライちゃんと僕に集まった。女性職員が切れ長の目で僕に目配せしている。しかし、僕は乗っていたかった。パンツ一枚の裸で取り残されたくなかった。
 三階から乗り込んできた女性たちは、僕ではなく、バスローブに身を包んだメライちゃんこそが入れ替わりに降りるべき一人にふさわしいと考えているようだった。
「さすがにショーツ一枚の裸の子を降ろすのは酷だからさ」と一人が僕に同情を寄せると、うんうんと他の女性たちも頷いてくれた。
「どんな理由かは知れないけどさあ、裸なんだからエレベーターじゃないとねえ」
 しかし、これに反対意見を述べたのは女性職員だった。「いえ、降りるなら、こっちの子ですよ」と、パンツ一枚の僕の腕を掴み、力を込める。「だって、この子、ほんとは男ですから」
 エレベーターの中が一瞬、静まり返った。
「嘘でしょ? だって女性用の下着を穿いてるじゃない」
「ええ、確かに。でもね、間違いなく男なんです」
 こう断言すると、論より証拠とばかり、女性職員は僕のショーツを一気に引きずり下ろした。やめて、と叫ぶ間もなかった。慌てておちんちんを手で隠す。「見せないよ、ほら」と女性職員に手首を掴まれ、背中に回される。丸出しにされたおちんちんを見て、女性たちから小さな悲鳴が上がった。忍び笑いも聞こえてきた。
「うち、女ばっかりで、男の子のおちんちんなんて、ろくに見たことないんだよ。それ、本物なの?」
「本物ですよ」と、女性職員は僕の背中を押した。「なんなら触って確かめてください」
 やめて、お願いですから、と訴える僕の叫びは全く無視され、服を着た女性たちのぎっしり詰まる狭い空間へ素っ裸のまま押し込まれた。出口に向かってゆっくり流される。その間、いろんな手や服の布地が全身のいろんな部分に当たった。指や足、スカートやズボンがおちんちんやおちんちんの袋を撫でた。中にはお尻を鷲掴みする手もあった。おちんちんの皮を引っ張られた。痛みに悲鳴を上げても、クスクス笑う声が返ってくるばかりだった。
「あなた、このエレベーターね、女性専用なの。この張り紙、見えますか? それとも字読めないの?」
 すっかりエレベーターの外へ出されてしまった僕を、乗り切れなかった一人が恐い形相で叱りつけた。足首に絡まっていたショーツが女性たちの空間の中でもみくちゃにされている内になくなっている。僕はそのことが気に掛かって、エレベーターの中にいる人たちに向かって、「パンツを、パンツを返して」と訴えるのだけれど、女性たちは興奮さめやらぬ体で、ちっとも気づいてくれなかった。
「ちょっと聞いてるの? あんた」と、恐い形相の女性が腰に手を当てて怒鳴った。
 申し訳ございませんでした、とおちんちんを両手で隠して謝る。
「ごめんなさい」と、エレベーターの中から女性職員も謝った。「女性専用って言ったんだけど、この子がどうしても乗りたいっていうから。私の監督不行き届きです」
「全くしょうもない子だね、この子は。女性専用なんだから、男が乗ったら駄目でしょうが。男が乗ると気持ち悪いんだよ」
 憎々しげな目で僕を睨み付けると、女性は悠々とエレベーターに乗った。今度はブザーが鳴らなかった。
「あの、パンツ。僕のパンツを」と、上ずった声で訴えても、女性たちは僕が諦め悪くエレベーターに乗ろうとしているようにしか見えなかったようだ。「女性専用だって言ったでしょうが」と怒鳴られ、胸をどんと押し返された。操作盤の前にいる女性が閉めるボタンを連打している。
「パンツ、返してください、パンツ」と、声を絞り出すようにして一縷の望みをかける。エレベーターの前に立ち、おちんちんを手で隠して必死に訴える僕の姿を見て、一人の女性が口を小さくあけた。僕が素っ裸のままであることに気づいたらしい。
 白いショーツは、立錐の余地もないようなエレベーターの中で、女性たちの足に踏まれていた。女性たちがそれに気づいて、騒ぎ出した。一人が床へ腕を伸ばして、ようやくショーツを拾い上げる。僕に向かってショーツが差し出された。受け取ろうとした瞬間だった。最後に乗り込んだ女性が「この下着は女性用だから乗ってていいのよ」と言って、ショーツを引っ込めさせてしまった。ドアが閉まった。

 素っ裸のまま取り残されてしまった。エレベーターの閉まったドアの前で呆然とする。
 背中に視線を、少なからぬ人の気配を感じて、恐る恐る振り返る。短い廊下のすぐ先には白いカウンターがずっと奥まで続いて、カウンターを挟んで左側が町役場の職員の事務スペース、右側が来客用スペースだった。来客用スペースの後ろには、打ち合わせ用のブースが設けられ、仕切り板で細かく分けられている。
 町役場の職員は、案内してくれた女性職員と違ってスーツではなく、作業服姿だった。来客者はスーツ姿のビジネス関係者ばかりで、カウンターに図面や資料を広げて話し込んでいる。打ち合わせブースからは時折低く抑えた笑い声や平身低頭する声が聞こえてきた。このフロアのどこにも子供の姿はなかった。
 中学生の僕には夏休みでも、働く大人の人たちにとっては平日なのだった。
 素っ裸でこの場所にいる自分は、どう見ても異質な存在だった。それなのに、誰も僕をじろじろ見たり、笑ったりしない。ちらちらと見ているらしいことは分かるのだけれど、どれも遠慮がちであり、あからさまに眺めたり、興味を示したりしない。そのような無作法はビジネスの現場にふさわしくないのかもしれない。
 これまで何度も素っ裸のまま不特定多数の人がいる空間、住宅街や公民館などの公共施設の中を歩かされてきたけれど、無関心は初めての経験だった。じろじろ見られたり、からかわれたりしない代わりに、誰も僕を助けてくれない。
 とにかく、このままここにじっとしていても埒が明かない。僕はおちんちんをしっかり両手で押さえると、腰を低くしてそろりそろりと階段へ向かった。
 白いワイシャツの背中が並ぶ中を息を詰めて歩く。人の多い割に静かな雰囲気なので、紙の上を鉛筆の走る音までもがしっかり聞こえる。電話の鳴る音も控えめだった。町役場の人からは正面になるので、どうしても僕の存在は目に入る。それでも、誰一人として声を掛けてこなかった。チラと見てはすぐに目を逸らし、仕事を続ける。僕と関わると面倒なことに引き込まれるのだろうか。あまりにも普通に通行できるので、自分は服を着ているのではないかと錯覚するほどだった。
 中央付近に近づいた。通路を右に曲がると、その先に階段がある。階段近くで、僕が来たエレベーターのある西方向とは反対の、東側の通路から女性の集団が歩いてきた。先程エレベーターにどっと乗り込んできた女性たちとは別の団体のようだった。
 女の人たちは、階段付近にいる僕を認めて、小さく叫んだ。
「ちょっとあなた、裸じゃないの。こんなところで何してるの」
「ごめんなさい、なんでもないです。すぐ行きます」
「待ちなさい。あなた、お洋服はどうしたの?」
 手首をいきなり掴む。強く握るのは僕が逃亡するのを防ぐためだろう。右だけでなく、左の手首も取られてしまい、隠していたおちんちんが丸見えになってしまった。
 やめて、放して、と小さな声で訴え、腰を捻る。足を交差させ、おちんちんの股間に隠そうとするのだけど、「何してたのか、言いなさい」と詰問され、お尻をピシャピシャと叩かれるので、うまく隠すことができず、いたずらにおちんちんをぶらぶら揺らしてしまい、事の成り行きを見守る女性たちの失笑を買った。
 町役場のフロアに全く衣類を身に着けていない状態でいたため、不審者にされる。これは仕方のないことだった。女性たちは僕を役場の人に突き出すことにした。
 二人の女性に挟まれて、たった今通ったところを戻る。僕が抵抗し、しきりに体を動かすのは、この場を立ち去りたいからというよりは、両手を左右から掴まれて、一糸まとわぬ体が何もかも丸出しになってしまっているからなのに、彼女たちは、こうしてお尻やおちんちんが見られ放題になっている僕の恥ずかしさに対して何の理解も示さないばかりか、「やめて、放して」と抵抗する僕を「いいから大人しくしてなさい。じっとしてなさい」と、聞き分けのない子供のように叱りつけるのだった。
 正面の白いカウンターの向こうに作業衣を着た眼鏡のおじさんがいて、いきり立った女性たちがぐんぐん突進してくるのをきょとんとした顔で迎えた。女性たちに挟まれた素っ裸の僕が近づいても、おじさんはぼんやりしていた。
「裸の男の子がウロウロしてるのよ。いったい、どういう管理をしてるのですか」
 ええと、あなたたちは、とおじさんは眼鏡に手を当てて顎を引き、女性たちの胸元に下がったストラップ付きの名札へ首を伸ばした。
「明るい街づくり推進協議会の者です」
 おじさんが名札の小さな文字を読むよりも先に、女性が答えた。名札には「協議会リーダー」と記されてあった。
「ああ、これはこれは。いつもお世話になっています」
 協議会リーダーの発する力のこもった声にビクッとしたおじさんは、慌てて顔を元の位置に戻し、ぺこりと頭を下げると、椅子に座り、用紙とペンを取り出した。用紙に今日の日付を書き込みながら、咳払いをする。
「ええと、その、お申し出というのは、裸の、その、つまり衣類をまとっていないという意味ですな、裸の人がうろうろしてると」
「そうですよ、男の子。裸の男の子」
 リーダーがカウンターに手をついて、苛々したように爪先で床を鳴らした。
 ふうむ、裸の男の子ね、とおじさんは用紙に書き込みながら、呟いた。「で、その子はパンツぐらいは穿いてるんでしょうな」
 顔を上げておじさんが問うと、協議会の女性たちはプッと吹き出した。
「知りませんよ、そんなことは。ご自分の目で確かめたらどうです」
 呆れ顔のリーダーが女性たちに目配せすると、僕はおじさんの正面に据えられた。相変わらず両手首を左右の女性に高い位置で掴まれているので、おちんちんを隠すことができなかった。内股になってもじもじするしかない。
「なるほど、パンツもなし、と・・・」眼鏡のレンズをおちんちんへ向けたおじさんは、口をもごもごさせながら書き込むと、「小さくてよく見えなかったな、どれ、もう一度確認せんとな」と、眼鏡に手を当て、レンズを少し下げ気味にして、再びおちんちんへ首を伸ばした。
 恥ずかしい。おじさんの後ろを若い女性事務員が通った。ぷるぷると羞恥のあまり震えるおちんちんを見て、驚いたような顔をし、急いで目を逸らす。
 ふうむ、確かにありますな、おちんちん、とおじさんは一人で感心し、「男の子で間違いないですねえ」と、リーダーに顔を向けて、ニッと笑った。
 逃げないから放して、恥ずかしいです、と両手を上げさせられたまま、カッと熱くなった腰をくねらせて、小声でお願いすると、女性たちはようやく気付いたようで、「そっか、おちんちん丸出しになっちゃうもんね」と笑いながら僕の手を自由にしてくれた。急いで両腕をフルに使って、おちんちんを中心に裸体を隠す。
「気づかなかったわ。ずっとおちんちん見られてたのね」
「恥ずかしかったでしょうね。フフフ・・・今になってやっと隠してる」
 一応、町役場の担当者に僕という不審者を預けたのだから、この先、僕が逃げたとしてもその責任は町役場にあるというところなのだろう。ホッとした女性たちは晴れやかな笑顔で僕を眺めやった。
「クレームのレベルなんですが、いきなり5というのはちょっと・・・」担当のおじさんは、額に手を当てて、考え込んだ。リーダーの女性に詰め寄られて、だいぶ弱っているようだった。「町議会で取り上げなくちゃいけなくなるし・・・」
「なら4で。とんでもないことですよ。裸の男の子が私たちに性器を見せびらかしてるんですからね」リーダーの強い視線がおじさんをまっすぐ捉えていた。
「ううん、4ですか・・・ お気持ちはよく分かるんですが・・・」
 クレームのレベルが4だと町長決裁の案件になるが、3まで下げてもらえれば、部署内で解決できるというのがおじさんの言い分だった。「迅速に対処することをお望みでしたら、レベル3がよいかと・・・」おじさんは内部の事情を打ち明けると、自分たちの都合を優先させることに後ろめたさを感じるのか、鼻の頭に引っかかった眼鏡はそのままにして、上目遣いの裸眼でリーダーの顔色を窺った。
「仕方ないわね。いいわよ、3で。その代わりとっとと対処しなさいよ」
「ありがとうございます。もちろんでございます」
 深々と頭を下げたおじさんは、そのままの姿勢で椅子をくるりと回転させると、書き込んだばかりの書類を持って立ち上がり、一番奥の席にいる人へ向かいながら、「クレーム事案が発生しました。レベル3です」と触れ回った。
 突然、フロアの雰囲気が一変した。役場の職員たちの間でざわめきが起こった。フロアにいる人が初めて僕の存在に気づいたように、一斉に視線を向けてくる。さっきまでの静けさ、無関心ぶりが嘘のようだった。外来のビジネス関係の人たちまで、打ち合わせブースから顔を出して、眉をひそめた。
「クレームになった以上、もう見ない振りはできないのね」
 リーダーはそう言ってほくそ笑み、僕を見下ろした。あまりにもたくさんの視線が暴力的に押し寄せてきたので、堪らず壁際に寄ってうずくまってしまった僕の肩や脇腹にリーダーのズボン、腰の部分はゆるゆるだけど裾にかけてだんだん引き締まってくる形の黒いズボンが触れた。「じゃ、後は任せます」リーダーが町役場の人に声を掛けた。
 執務室の中にある小部屋に入れられた僕は、相変わらず素っ裸のまま、役場の人たちから尋問を受けた。夏祭りイベントのステージ出演者として面接を受けに来たのだと言い、事務局に問い合わせてもらって、ようやく不審者の嫌疑が晴れた。
 高圧的な態度の男性が細身の女性に僕を一階の面接控え室まで連れて行くように命じた。先程おじさんの後ろを通った時に、偶然おちんちんを見てしまって急いで目を逸らした女性だった。
「あの、何か着る物はないんでしょうか」
 小部屋の外へ連れ出されそうになった僕は、裸のまま連れ出されたくない自分の気持ちを率直に伝えた。
「着る物、ありますよ。着たい、ですか?」
 フリルのない地味な白いブラウスのきっちり留められた第一ボタンをいじりながら、か弱い感じの女性は恥ずかしそうに顔を伏せた。一糸まとわぬ僕の惨めな姿をなるべく見ないように、気を遣ってくれている。
「はい、もちろん」
「そうですよね。でも・・・」 
 女性は相変わらず俯いて、もじもじと体を揺すった。
「ごめんなさい。服とか一切、貸せないんです。規則なんで」
「そんな。この格好のまま一階まで連れて行かれるんですか?」
「あ。でもこれは付けてください」
 そう言うと、女性は僕の首に吊り下げ紐を掛けた。そこには「総務課取扱い物件」と書かれたカードがぶら下がっていた。
「さ、行きましょう。愚図愚図してると返って恥ずかしいでしょうから」
 強い力で手を引っ張られ、小部屋を出る。再びざわめきがあちこちで起こった。執務用のスペースを抜けて、カウンターの横をまっすぐ歩き、中央にある階段へ向かった。カウンターの向こう側から役場の人たちが好奇の視線を無遠慮に向けてくる。「嘘でしょ」「何考えてんだ」「なんか笑える」などという呟きがあちこちから聞こえる。打ち合わせ中の人たちも僕が通る時は話を中断して、ぽかんとした顔を上げた。
 片手を女性に取られているものの、もう片方は自由だった。僕はその自由な方の手でしっかりおちんちんを隠して、女性に引きずられるようにして階段を下りた。人々は立ち止まって僕を眺めた。首からぶら下げた「総務課取扱い物件」のカードが僕を罪人のような気持ちにさせた。人々もそのように見ているようだった。

 遅かったじゃない、とメライちゃんが控え室に入ったばかりの僕を見上げて、心配そうに囁いた。「何かあったの?」
「うん、ちょっとね。でも、大丈夫」
 メライちゃんの横のパイプ椅子に腰を下ろす。三階でエレベーターが止まり、僕だけ全裸にされて降ろされたのだ。何もない訳がない。
「あれから事務のお姉さんがすぐに3階へ迎えに行ったんだよ。おんぼろエレベーターよりも階段の方が早いって、ナオス君にパンツ渡しに」
 そうだったんだね、と僕が返すと、メライちゃんは少し驚いた顔をして、「もしかして会わなかったの?」と、周囲の人が振り向くくらいの声を出した。
「うん、会ってないよ」役場職員の女性に引っ張られて、ここまで来たのだった。片手をおちんちんに当てながら歩く全裸の僕を見て、とりわけ子供たちがキャッキャッと騒いだ。1階の玄関付近では、小さな子供を連れた母親たちが立ち話をし、それよりも少し大きい子供たちは縄飛びをしていた。僕が通ると、縄を回す役の二人がぴたりと手を止めた。
「じゃあさ、どこでこのパンツ、受け取ったの?」
 メライちゃんの指が僕の唯一身に着けている衣類であるパンツのゴムを摘まんで伸ばし、放した。パチンと音がした。
「入口のところで、あの嫌味なボサボサ頭のお兄さんから受け取ったよ」
「信じらんない。じゃ、あの事務局のお姉さん、どこ行ったんだろ」
 さあね、と僕もメライちゃんに倣って首を傾げてみたけれど、実際はどうでもよかった。僕としては、ボサボサ頭のお兄さんにいいようにからかわれて、悔しい、恥ずかしい思いをしただけだった。

 第一ボタンまで留めた地味なブラウスを着た女性に手を引っ張られ、素っ裸を晒して長い廊下を歩いてきた僕を見て、ボサボサ頭は複雑な顔をした。
「なんだよ、お前。女子の格好で出るんじゃなかったのかよ。騙しやがってよ」と、語気に落胆、失望を滲ませる。
「お前が欲しいのは、これだろ?」
 そう言ってポケットから取り出したのは、白いブリーフだった。ショーツではなく、ブリーフ。僕の物に間違いなかった。
「さっきマジックショーに出演する鷺丸って人の姉という若い女が来てよ、これ、お前に渡して欲しいって渡されたんだよ。ステージに立つ時はブリーフ一枚だから、やっぱ面接もショーツではなくブリーフで受けなきゃまずいですよね、なんて言ってな。なんだこれ、男児用のパンツじゃねえか。ちっ、女の子の振りしてたくせによ。欲しいんだろ、これ。渡してやるよ。でも、その前によお」と、ボサボサ頭は条件を出した。
「階段のある方を向いて、いいというまで気をつけの姿勢でいろ」
 階段付近には若い母親たち、子供たちがいる。「何それ。かわいそすぎます」と、ここまで僕の手を引いてきた白いブラウスの女性が口を挟んだ。
「うるせえ。こいつ、女の子の格好すればいいのに、かわいいのによ。そんなに男の子でいたいんなら、ちんちん丸出しでいろってんだよ」
 失望がボサボサ頭の怒りを生み、その怒りを僕にぶつけてくる。とにかく僕の唯一の舞台衣装であるパンツは返してもらわなければならない。どうせ長い時間にはならないだろうと覚悟を決めて、命令に従う。
 近くの会議室でたくさんの椅子を引く音がし、ドアが開いて人がどっと出てきた。大半は女性だった。素っ裸で、おちんちんを丸出しにしたままま気をつけの姿勢を取る僕を見て、悲鳴と笑い声が入り乱れる。
「駄目だぞ。少しでも手動かしたら、このブリーフ破くからな」と、ボサボサ頭が後ろから怒鳴った。
「酷い。これ以上見せ物にすることないわよ」
 白いブラウスの女性は、僕のすぐに横に来て腰を落とすと、なんと僕の代わりにおちんちんに手を当てて隠してくれた。
 中学校の制服を着ていることから恐らく僕と年の変わらない女子たちが来て、全裸のまま気をつけの姿勢を取る僕の体をじろじろと軽蔑の眼差しで眺め回した。僕の名前や学校を聞くかたわら、絶えずお尻や乳首、背中をさすったり叩いたりする。おちんちんに彼女たちの冷やかしが及ばないのは、一重に女性が自らの手でおちんちんを隠してくれているからだった。
 隠そうとする強い熱意がこのか弱い感じの女性の手にこもり、おちんちん全体に押し当てられる。女子中学生たちがなんとかおちんちんを覗き見ようとして僕の体を揺すると、女性は「駄目よ、かわいそうでしょ」と叫んで、必死になっておちんちんを覆う手に力を込めた。好奇心旺盛な女子たちに見せまいとする純粋な善意は、おちんちんを、おちんちんの袋を含めて強く握るという行為になり、結果的に程良い刺激を下腹部全体に与えることになってしまった。
 まずい、大変まずいことになってきた。ボサボサ頭が早く止めてくれないかなと思うけれど、スタッフとしての仕事が入ったみたいで忙しそうだった。駄目だ、女性の柔らかい手が摩るように動き、時に力が加わる。ジンジンと下腹部全体に心地よい刺激が行きわたる。「見ちゃ駄目よ、男の子だって恥ずかしいのよ」と、女性がか細い声で訴えても、女子中学生たちは笑いながら聞き流して、僕の体を左右に揺すった。
 気をつけの姿勢を保つのが、切なくなる。
 もう快感に伴う形状の変化はいかんともし難かった。最初に気づいたのは他ならぬこの善意の女性だった。手を少しだけ放して、指の間から中を見て、キャッと小さな悲鳴を上げて、尻餅をついた。その途端、女性が覆っていてくれた手が外れ、現われたのは不覚にも勃起してしまったおちんちんだった。女子中学生たちは生唾を飲み込んだ。
「やだ、何これ、勃起って言うの? なんでおっきくしてんの?」
「感じちゃったんだよ、きっと」
 遠巻きに見ていた人たちがぐっと近づいてきて、黄色い声を上げた。階段付近にいる若い母親たちまでも騒ぎを聞きつけて近づいてきた。手で覆ってくれた女性は、感情を害されたような顔つきで、「なんで興奮するんですか。興奮するところじゃないですよね。わたし、あなたを軽蔑します」と言い捨てると、どこかへ行ってしまった。
「あーあ、怒らせちゃったよ」
 ボサボサ頭は楽しそうだった。手で隠せば唯一の衣類であるパンツを破られてしまうので、膝をガクガク震わせながら、爪先の指を丸めて羞恥に耐える。「もう許してください」涙声になっていた。硬化したおちんちんを至近距離で見つめる女子中学生たちは、ずっとお喋りし通しだったので、おちんちんにもたくさんの唾が飛んだ。
 ボサボサ頭がパンツを返してくれたのは、やっと勃起が収まった時だった。

「廊下がなんか賑やかだなと思ったけれど、ナオス君、また苛められてたんだね。かわいそう。大変だったね」
 たかだかブリーフのパンツ一枚だけれど、これを身に着けるためにどれだけ恥ずかしい思いを重ねなければならなかったのだろう。察しのよいメライちゃんは、僕に同情の眼差しを向けるのだった。
 面接は予定の時間になっても始まらなかった。控え室の四角い部屋には壁に沿ってパイプ椅子がずらりと並べられてあり、面接を受ける人たちがステージに立つ時の衣装をまとって座っている。
 二日に渡って行われる夏祭りのステージショーは正午から夜九時まであるので、出演者は相当な人数になる。係員に誘導されて、次々と出演予定者が入ってきた。その割に面接に呼ばれる人は少ない。空いている椅子はもうなく、新たに入ってきた人たちは、立って待つしかなかった。
 面接を待つ人たちの衣装は、どれも独特だった。僕たちの正面には、タキシード姿のチョビ鬚と迷彩服の兵士が並んで座り、その横にはメイドに扮した女性二人組が並んだ。
 チアガールの衣装を身に着けた女性四人組が「椅子、全然足りないじゃん」「座りたいよね」とぼやいていると、穴のあいたぼろぼろのジーンズ、白い半袖のシャツをまとった若い男性二人組が素早く席を立った。「ありがと、お兄さん親切ね」と礼を述べて、チアガールたちは腰を下ろした。股を開いたのでミニスカートの中が見えそうだった。
「いやあ、皆さん個性的ですな」と話し掛けてきたのは、メライちゃんの左隣に座る小太りのおじさんだった。浴衣を着て、頭に白い手拭を巻いている。
 そうですね、はい、とメライちゃんがもじもじしながら返すと、「きみたち、小学生? え?中学一年生?いや、これは失敬失敬。そうか、それでも出演者の中では最年少だろうな。いやあ、若い若い」と、感心したように頷いた。「それにしても君たちもまた、大胆な衣装だよな、ある意味で」と、ちょっと腰を浮かせて、メライちゃんだけでなく、パンツ一枚で椅子に小さく座っている僕をもじろじろ眺めた。
「お譲ちゃんは水着、これは学校の水泳の授業とかで着るタイプの水着だよね。それと、こっちのぼくちゃんは、パンツいっちょう。すごいよ。きみたち、こんなかで一番目立つんじゃないかな」
 そんなことないです、と小声で返して、メライちゃんと僕は肩をすぼめた。
「いや、そんなことあるある」と小太りのおじさんは笑って、「特に男の子のきみ」と僕の方へ体を捻ると、「パンツいっちょうの裸ってのは、私も毎年この夏祭りのステージに出て十年以上経つんだけど、初めてだね」と、唸った。「勇気あるよ、きみ。さすがに男の子だけある。今年からテレビで放映されるってのにな、この夏祭りのステージ」
 え、テレビ放送?
「それ、ほんとですか?」思わずメライちゃんと僕は同時に声を発してしまった。
「ほんとだよ、みんな知ってることだよ」やれやれ、とおじさんは呟き、鉢巻に手を当てて、縛りの位置を少しずらした。
「地方テレビだけどな、放映されるんだ。ちゃんと友達に知らせときなよ。パツンパツンのスクール水着やパンツいっちょうでテレビに出るんだって。ま、それもあるから、面接がこんなに長引いてるみたいだけどな」
「出演者がテレビ放映されるのにふさわしいか、面接の人がチェックしてるっていうことですか?」
 緊張の面持ちで、メライちゃんが訊ねる。
「ま、そんなところだな」
 おじさんは正面に向き直ると、腕を組んで目をつむり、深く息を吐いた。
 あ、いたいた、と面接待ちの人でごった返す控え室の中から、聞き慣れた声が届いた。その瞬間、僕の背筋がブルッと震えた。紋の入った着物姿の女性がクスッと笑い、「やっぱり裸だと寒いのかしら」と連れの女性に話し掛けた。「パンツ一枚だと、寒いかもね」
 いや、寒いから震えたのではない。何かもっといやな予感がして、と思った矢先、その聞き慣れた声の主が立ち話するチアガールの間から出てきた。Y美だった。
「よかったあ、間に合ったみたいだね。面接まだだよねえ」
「ええ、まだ呼ばれてないようだけど」と、僕が答えると、いきなりバシッと裸の右肩を叩かれた。「ラッキー。お母さんに飛ばしてもらった甲斐があったよ。もう無理じゃないかって思ってたからさあ」
 珍しくY美は上機嫌だった。それに、いささか興奮気味でもある。
「伝えなくちゃいけないことがあって、来たのよ」息を弾ませて、座っている僕の頭上を見下ろす。「ちょっと立ちな」
 なんですか、と聞き返すと、「ま、いいから立てよ」と頭髪を掴まれ、力づくで立たされた。捩り鉢巻きのおじさんが「おいおい」という顔をしてY美の方を見た。
「私が立ってんのに、なんでお前が座ってんだよ」声のトーンを落としたY美は、控え室のほぼ真ん中に僕を連れて行くと、僕の髪に絡めた手を引き抜いた。
 白い顔に鼻だけ赤く塗ったピエロとだぶだぶのオーバーオールを着た女の人がY美と僕の間をすり抜けた。係員に呼ばれて、面接室へ入るのだった。背中に何か当たるので振り向くと、大きな羽飾りがあった。緑色の全身タイツの人がお尻に付けた羽飾りを揺らして同じような衣装をした相方と談笑している。
「マジックショーのことで変更があるのよ」いろいろなところで話し声がするので、普通の調子で喋っても、なんとなく声をひそめた感じになる。「変更?」「そ、変更」眉根を寄せて僕に顔を近づけると、「衣装のことで」と、今度ははっきり声量を絞った。
「衣装のことで、何か変更があるんですか?」
 いつのまにかそばに来ていたメライちゃんが割り込んできた。
 Y美は軽く目をつむって、あけた。心中に沸いた不機嫌な感情を払いのけるかのように息をつくと、メライちゃんへ向き直って、膝を少し曲げた。
「あのね、お前は関係ないの。衣装の変更があるのはこいつだけだから」
「じゃ、私はこのスクール水着のまま・・・」
「スクール水着に変更なし。全部、練習通り。分かったら席に戻ってな」
 さっきまでメライちゃんと僕が座っていた椅子はすでにチアガールの二人が占めて、向かい側に腰を下ろした仲間の二人と身振りを交えて打ち合わせ中だ。戻る場所を失ったメライちゃんは、所在なさそうに僕の後ろへ回った。
「電話で鷺丸と相談したんだけどさ、水着の女の子がボックスから出てきた時、パンツ一枚になるって、変だよね」そう言うと、Y美は僕の目を見て、フフと微笑んだ。今一つ意味が分からない。変も何も、もともとそういう趣向ではなかったか。
「スクール水着で下着は穿かないよね」Y美がメライちゃんへ問い掛けた。
 はい、と僕の後ろでメライちゃんが答える。
「そうだよね。当たり前だよね」Y美は満足そうに頷いた。「だからさ、お前もパンツなしでやることになったんだよ」
 絶句した僕は、思わずパンツのゴムに手を当てて後ずさった。人とぶつかる。「ベルサイユのばら」の世界から出てきたような伯爵夫人だった。舞踏会に出掛けるような足取りで面接室へ向かう。
 いやです、許して、と訴えるものの、緊張で全身が強張って、うまく舌が回らない。Y美は僕の腕を取って動けないようにすると、「諦めて言うこと聞きな」と言った。
 このマジックでは、観客にメライちゃんと僕が同一人物であるかのように見せなければならない。スクール水着の人がボックスを通り抜けると、瞬時にして水着が消え、パンツ一枚になる。パンツ一枚でもう一度ボックスを通ると、今度は水着姿に戻る。
 観客はボックスを通るだけのごく短い時間でどのようにして着替えたのか、なぜボックスを通るたびに水着が消えたり現われたりするのか、不思議に思う。種は、水着の人であるメライちゃんとパンツ一枚の僕が入れ替わるだけというシンプルなものだった。ボックスの中には、入れ替わるための隠し部屋がある。
 背丈、体型がほとんど同じという理由でメライちゃんと僕がマジックのアシスタントに選ばれた。最初の段階では、メライちゃんの衣装は体操着で、体操着からパンツ一枚に瞬時にして変わるというものだった。それが途中から、鷺丸君の個人的な嗜好が影響していると思うけれど、メライちゃんの衣装がスクール水着に変わった。
「スクール水着が消えてパンツ一枚になるなんて、おかしいよね。普通、水着が消えたら裸だよ」
「言いたいことは分かります、でも、裸になるのはまずいです」
「まずいかどうかはお前が決めることじゃないよ。これから面接受けるんだから、委員会の人に決めてもらうんだよ。早く裸になりな」
 つまり、パンツを脱いで素っ裸の状態で面接を受けろとY美は迫るのだった。四角い控え室にはどこにも逃げ場はない。壁に沿って並べられた椅子に座る人たちがじっとこちらを見つめる。いつのまにか、あちこちで聞こえた話し声が止んでいた。
「ほら、大人しく脱ぎなさい」Y美が僕の腕を取って背中に回した。痛い。今にも折れてしまう苦痛に爪先立ちになって耐え、呻き声を漏らし、お願い、許して、放して、と同じ言葉を繰り返す。
 見かねたメライちゃんが止めに入ってくれたけれど、「お前は関係ないんだよ。前歯にトンカチ打たれたくなかったら、おとなしくしてろ」と脅された。僕は腕を取られた苦しい姿勢のままメライちゃんの方へ目だけを動かして、メライちゃん自身の安全のためにも

Re: 着物女装 - 女装子

2017/07/17 (Mon) 18:56:22

「男プライドへし折ります!! 先着10名様まで!! 連絡先はこちら」
そう表示されるインターネット上の広告を目にしたのが1時間前。
小さな身体と女顔で苛められることが多い里村春人。
怪しいとは思いながらも購入への誘惑を捨てられなかった。
春人が買うなり広告は消えた。どうやら最後の一人だったらしい。
商品はすぐに届いた。外見は缶ジュースそのものだった。
・一人につき一缶が適正量
・ペニスを数センチまで極小化させる効果がある
・効果は翌日現れる
・複数缶飲んだ場合の効果は保証しない
春人は缶ジュースを持ち、学校へと向かった。

「よう、春人ー。今日もちゃんと来たんだな」
いやらしい笑みを浮かべながら肩を組み逃げ場をなくす井村涼。身体も大きく運動のできる涼はクラスのリーダー的存在だ。
まあ頭はそれほどでもないが。
「ちょっと喉がかわいてんだよねー、買ってきてくれよ」
頼む口ぶりだが、口調は命令だ。丁度いい、と春人はジュースを買いにいくふりをして持ってきた缶ジュースを渡した。
「なんだこれ? 見たことないメーカーだな……」
訝しみながらもプルトップをあけジュースを飲み干す涼。
明日が楽しみだ……、そう思うと普段は逃げ出したくなるいじめも耐えられる春人だった。

「な、なんでだよおおおぉぉ、なんで俺のチンコがこんな……!!」
いつものように春人を脱がせ小さなペニスを嘲笑うつもりだった。
自慢の巨根を並べて羞恥心を煽るつもりだった。
そのはずが……。
「おいおい、涼なんだよそれ! お前巨根だったんじゃねえのかよ!!」
「随分ちっせぇチンコじゃねえか!! 春人よりちいせえんじゃねえか!!」
「しかもすげぇ包茎! 皮あまりすぎだろ!!」
気がつけばまるで赤ちゃんといわれてもしょうがないほど小さくなったペニス。
サイズは小さくなったが皮までは縮んでいないため、あまりに余った皮がトグロをまいている。
自信満々でパンツを脱ぎ、見せ付けた股間がコレだ。
涼はすぐにクラスのやつらに捕まり、隠すことも許されなくなってしまった。
「こんなあかちゃんみてえなチンコでよく春人ばかにできたなぁ」
「しかも皮真っ黒になってるぜ! シコりすぎだろ!!」
「どうせ皮オナばっかしてんだろ!」
「昨日の風呂ではいつもどおりだったのに……、なんで……」
形勢が逆転し、いつのまにか自分がいじめられる側になっている事実に混乱し戸惑いながらも羞恥心と屈辱に涙を漏らす涼。
涼は体を羽交い絞めにされたまま今まで子分扱いだったクラスメイトに笑われてしまう。
「プックク……!! 毛は濃いんだよな、コイツ。チンコ埋まってるぜ」
「おい、勃起させてみろよ!! ちょっとはでかくなんだろ!!」
「うっ、ううっ……なんでおれがこんな……」
クラスメイトに馬鹿にされ泣きながら小さなペニスを弄くる。
前なら片手では握りきれないほどだった巨根は、今では指でつまんでも難しいほどのサイズになってしまっている。
二本の指でペニスをつまみ、余った皮をクリクリとひねる。
「やっぱ皮オナだよ」
「まあこんなサイズじゃしごけねえよなぁ」
「くそっ、くそぉ……」
扱き方を見て嘲笑するクラスメイトに羞恥心が大きく膨れ上がる。
小さくなった分敏感になっているのか、あっというまに勃起した涼のペニス。
本当に勃起しているのか、先ほどのほとんど変わらないサイズだった。
「勃起しても皮あまってんな~、ビロビロじゃねえか」
小指より小さなペニスを前に、泣き声をあげる。
「なんで、こんなになってんだよぉ……、うっああっ……」
「何泣いてんだよ! ほら、みんなに見てもらえよ!!」
「自慢の短小包茎チンコだろ!! 自分から脱いだんだからよぉ! なんならほかのクラスのやつらにもみてもらうかぁ!?」
「い、いやだぁああ、やめてくれええ!! ほ、本当はズル剥けでデカチンのはずなのにいいぃ!!」


「はなせえええええ、みるなああああぁ!!」
涼は低学年のクラスへ引きずられていき、大文字になって床へと押さえつけられている。「ほら、お前らもっと近くに来いよ!!」
「うわぁ……、なにこれ、本当にちんこ?」
「こんなの初めてみたよ、僕でももっとでかいよ」
「くそっ、くそっ!! はなせええええっ!!」
自分よりも年下に短小包茎ペニスを見られ笑われる。
いつもなら笑う側にいるはずだった。
「赤ちゃんみたいだね~」
「コレって剥けるの?」
「おい!! 剥けるのか、だとよ!! 剥いてみろよ!!」
「ううぅ……、わ、わかったよ……、くそっなんで俺が包茎なんかに……!!」
皮をつまみ根元まで手繰り寄せる。何度も何度も手繰り寄せやっと亀頭が露出する。
「一応仮性なんだなw まあこんなに皮のびてるんなら関係ねーけど」
「コレ亀頭? 豆粒じゃねえか」
「ほら、手どけろよ、みえねーだろ!」
涼が手をはなすと、ヒュルンッと勢いよく皮が戻ってしまう。
「プッ……ギャハハハッ!!」
「ハハハッ、すげえ勢いで戻っていったぞ!!」
あっというまに包茎に戻ってしまったペニスを指差しながら爆笑され、悔しさに身をふるわせる。
「お前らこんな包茎チンポにならないようにちゃんと剥いとけよ~!! こんなチンポじゃ恥ずかしくて人前にだせねえからな!!」
「は~い!!」
クラスメイトだけでなく、年下にも短小包茎を晒され馬鹿にされ、屈辱と羞恥に涙を流す涼だった。

その日涼は逃げ出すようにして学校から家へ帰るとすぐに自室へと篭った。
部屋へ入るなり、服を脱ぎ自分のペニスを確かめる。
「くそっ、くそっ……!! なんでこんなチンポになってんだよ……!!」
昨日の夜までは確実にズル剥けで巨根だった。風呂で見たから間違いない。
それがいまでは大きさは小指より小さく、皮はかぶるどころか余りすぎてビロビロに伸びている。
体育での着替えのときには自分からわざとパンツまで脱いでみせつけたこともあった。
誰が見ても羨むサイズだった巨根はもう見る影もない。
銭湯でもタオルで隠すことなどなく、寧ろ見せ付けるようにして歩いていた。
ブランブランとゆれるペニスをみてコソコソと股間を隠す男たちを馬鹿にしていた。
もう銭湯に行くこともできない、学校では最下層の扱いだ。
いきなり短小になったんだ、明日になれば戻っているかもしれない……。
かすかな希望を胸に涼はそのまま眠りに落ちていった。

翌日、目が覚めると同時に股間を確かめる。
「……はぁ、やっぱりそのままか……」
勿論股間は短小包茎のままだ。朝立ちしているというのにサイズはほとんど変わらず先端には皮が余っている。
あまりの情けなさに学校を休もうと思うが、休めば家にクラスメイトが来るだけだろう。逃げ場のない家よりも、まだ学校のほうがマシだ。
重い身体を起こし出かける用意をする涼だった。

「よう、井村~」
なれなれしく話しかけてくるのはクラスメイトの武村大地だった。
その隣には春人が俯きながらこちらの様子を伺っている。
「……なんだよ」
ぶっきらぼうに返す涼に苛立ちを感じたのか、大地もムっとして言い返す。
「恒例の朝のチェックがまだだろ。俺がチェックしてやるよ!!」
そういうと同時にほかのやつらが涼の身体を押さえ込む。
「おいっ、やめろよ!!」
「そんなに抵抗するなよ、ちょっと見るだけだろ~」
ズルっとパンツごとズボンをずりおろす。
「ププっ……!! ちっちぇ~チンコだな!!」
「やめろぉ!! 見るんじゃねぇ!! はなせええぇ!!」
暴れる涼を押さえつけ、小さなチンポを大地の指がつまむ。
「いつのまにこんな短小包茎になっちまったんだよ、お前。皮もビロビロになってるし」
笑いながら皮を根元まで剥きあげる。
「んあああっ!!」
小さくなった分敏感になっているのか、剥かれただけで鋭い快感が駆け巡る。
「うわっ、チンカスだらけじゃねえか!! きたねえな!!」
今までズル剥けだった涼は皮を剥いて洗うという習慣がなかった。
加えて昨日は風呂にも入っていない。小便が皮の中でカスを溜め込み臭いを発していた。
小さな亀頭を覆うように黄色いチンカスができている。
「う、うそだっ、俺のチンコにチンカスなんか……っ!!」
「うそじゃねえよ、ほらよ!!」
「んっはああっ!!」
大地の指がチンカスをぬぐいとり、涼の鼻先につきつける。
「う、うそだぁ……」
泣きそうな表情で呟く涼に、大地が指を口に突っ込む。
「きたねぇチンカスとってやったんだからありがたくおもえよな!!」
「んっ、ぐううえっ……」
口の中に広がる臭いと酸っぱさに吐き気を催す。
「今日は別のクラスにも行くからな、覚悟しとけよ!」
「そ、そんな……、もう、いやだぁ……」
泣き出す涼を無視し大地は席へと帰っていく。
裸にされたまま涙を流す涼を、春人はほくそ笑みながら眺めていた。

「おらっ、さっさと来い!!」
「い、痛いいいぃっ!!」
余った皮の先端で結んだ紐を引っ張りながら大地が廊下を歩く。
包皮を引っ張られながら両手を後ろで縛られた涼が股間を晒しながら進んでいく。
「うわっ、なんだあれ……」
「あれ、デカチンって自慢してた井村だろ、全然ちいせえじゃん」
「悲惨だなー、あんなチンコ見られたら俺ならもう生きていけないぜ……」
教室から顔を出し、涼の姿を見て口々に囁く。
汚いものを見るような目で蔑むものもいれば、同情的な目で見るもの、好奇心をあらわにしてマジマジと見つめるものもいる。
「さっさとあるかねえとその短小包茎チンコ余計にみられちまうぞ!!」
グイっとヒモがひっぱられ包皮が千切れるような痛みに悲鳴を上げる。
「んっぎゃああっ!! わ、わかった! 歩くからひっぱらないでくれええっ!!」
ヨタヨタと廊下を進み、学校中の生徒に小さなチンポを見られ、目的地のクラスへとようやく到着した。

「よーし、みんなあつまれー!!」
大地がほかの生徒たちを教卓の前に集める。
生徒たちの視線の前には両手を縛られた涼がいた。
「ほら、自己紹介しろよ!!」
「ぎゃっ!!」
尻をけられ悲鳴を上げる涼。
「は、初めまして……。井村涼、です」
「それだけじゃねえだろうが!! ちゃんと教えたとおりにやれ!!」
「んぎゃあああっ!」
縛られた紐がぐっと引かれると包皮が引き伸ばされ鋭い痛みに大声で泣き叫ぶ涼。
「は、はい!! 短小包茎チンコの井村涼です!! 全長は10cm!! チンコは3cmで皮が伸びて余ってます!!! 仮性包茎ですが、剥いても手で押さえてないと被ってしまいます!!」
亀頭が小さすぎてカリに段差がないうえに、皮が余りすぎて見栄剥きすらできない状態である。伸びた皮がドス黒く色素沈着している。
ペニスのサイズに比べて金玉はでかかった。
小さなペニスの下に見えるまるでタヌキの金玉のように巨大な二つの睾丸。
大きな袋にちょろちょろと生えた毛が滑稽に見える。
「ククッ……、情けねえだろ? こんなチンコで今までえらそうにしてたんだぜ?」
笑いがクラス中から起こる。全員が涼を嘲笑し、見下す視線で見つめてくる。
「なんだあのチンコ、きもちわりぃ~!」
「おちんちんって感じだよなぁ! はずかしくねえのかよ!!」
「くそっ……くそっ……!!」
奥歯をかみ締め屈辱に耐える涼。その様子を見て大地が不満そうに、
「お前自分の立場わかってんのか? このまま学校の外に連れ出してもいいんだぞ?」
「うっ……!! す、すみませんでしたっ!!」
「わかったら自分の立場、言ってみろよ。全員できいてやるからよぉ!!」
「わ、私、井村涼は短小包茎チンコのチンカス野郎ですっ! 今までえらそうにしていてすみませんでしたあぁ!!」

そうして涼は校内で一番最下位の立場となった。
命令されればいつでも小さなペニスを出さなければならず、敏感すぎる短小包茎はすぐに勃起してしまうため、それを馬鹿にされる始末だった。
抜くことも禁止され、許しがなければ自分で扱くことすらできない。
家にいるときは貞操帯をつけられ、ペニスに触れることすらできなくなっていた。
「お、おねがいですうぅ!! チンコいじってくださいいいぃぃ!!」
あまりの禁欲生活に涼の精神は徐々に崩れ、今では自分からペニスを晒し刺激をねだるようになっていた。
相手が年上だろうが年下だろうが関係なく蟹股で小さなペニスを勃起させふりまわすようにして腰をふり快感をねだる。
ほとんどはきもちわるがりながら離れていくが、中には笑いながら少しだけいじってくれる者もいる。だが、射精するまではいじってもらえず涼はいつまでもペニスを勃起させ我慢汁を垂れ流し続けるのだった。


>Jさん
ありがとうございます! 今回の更新はヒーローじゃなくて短編ものになりました。ちょっと今までの作品と違うかもしれません(設定上のルックスとか)
あんまり見た目とか年齢とかは書いてないので好きに想像してもらえるとうれしいです

Re: 着物女装 - 女装子

2017/07/18 (Tue) 20:23:47

「ほれ、全部さらけ出して見ていただいたところでいつもの自己紹介しろっ」

唐津は容赦なく追い打ちをかける。

「ワッハッハッハ! いいぞ、大声張り上げてどんなポコチンぶら下げてんのか言ってみろ!」

豊は身を焼くような羞恥を必死で飲み込みながら、大声を張り上げた。

…………皆様、どうぞワタクシ中振豊の……た、短小包茎粗チンをご覧くださいッ!
……ワタクシ中振はッ……先端までズッポリ皮被りのドリチンでありますッ!! ウゥ……!

「がははははははは、あんなことまで言わされて、恥を知らねえのかアイツは(爆笑)」

「よくこんなみっともねえ粗チン晒す度胸あるな(笑)」

……しかも童貞でありますッ!
……色は真っ黒ですがセンズリでしか使ったことがありませんッ!!

「わははははっ、いい年して童貞か(笑)」

「そりゃこの粗チンじゃ彼女も出来ねえだろうなっ(笑)」

……押忍!! シコシコセンズリで余り皮の中に臭い臭いチンカスを溜め込んでおりますッ!
…………童貞のセンズリ専用短小包茎ドリルチンポコですッッ!!
……マトモにションベンも真っ直ぐ飛ばせない情けない皮ポコチンを笑っていただいて、いつも接待しておりますッ……!!

豊が教え込まれた自己紹介をやり終えると、その場の全員が蔑んだ顔で爆笑した。

「こりゃおもしれー!!(爆笑)」

「コイツいつもこんな情けないドリチン出して笑われてんのか(笑)」

「後輩達に粗チン披露して顔真っ赤っかじゃねえか(笑)」

豊は、顔と股間を交互に行き来する無数の視線を感じながら、手を頭の上で組み足を開いた姿勢のままで頬を紅潮させて一点を見つめている。

「ははは、短小のクセにビロビロに皮余りすぎてだぶついてんじゃねえか(笑)。こんな恥ずかしいおチンチン見たことねえよ(笑)」

唐津が野次に答える。

「そうなんです(笑)。最近はいろんなお客さんに散々皮を伸ばされて、ビロビロの情けないカタワチンポコになってまして(笑)。ションベンが皮の中に溜まって、いつもブリーフに濃い黄ばみつくってますよ(笑)」

倉北が落ちていたブリーフを拾い上げて掲げる。

「ほんとにキタネェー!(笑)。見てください、このションベンのシミ(笑)」

そういってブリーフを裏返す。

「うわ、中ガビガビだぞ(笑)。その年で夢精でもするのかよ(笑)」

「イカ臭せぇブリーフだなっ(笑)。こんなもんずっと履いてんのか」

また唐津が言う。

「センズリ禁止したらコイツ週に一回は夢精するようになっちまって困ってるんだ(笑)。お客さんからパンツの洗濯も禁止されてるもんだから、夢精して出社してきた日は朝からイカ臭くてたまらんぞ。そうだよなあ中振!」

…………ハイッ! しょっちゅう寝射精たれる我慢の効かない童貞ガキチンポですッ!
……大事な一張羅ブリーフ夢精して汚してしまう度に、会社の皆様にも朝礼で反省の全裸土下座をしてご指導いただいていますッ!

「わはははは、そりゃ迷惑なハナシだな(笑)」

「会社でもその包茎ポコチン晒してんのかよ(爆笑)」

「童貞のイカくせぇ夢精ドリチン笑ってもらえてよかったなっ(笑)」

「ははははははっ! 朝礼で全社員の前でパンツ裏返して中坊並みの夢精汁の量笑われながらマッパ陳謝だろ(爆笑)。最高にかっこわりぃな〜(笑)」

豊は涙目で情け容赦ない嘲笑を浴び続けた。

Re: 着物女装 - 女装子

2017/07/22 (Sat) 08:55:34

私は高校2年で、男子テニス部の女子マネージャーをしています。
 先輩たちにとって最後の大会が近づき、選手はもちろん私たちマネージャーもみんなやる気を出しています。
 テニス部キャプテンは青木(あおき)先輩と言う人です。先輩は頭も良く真面目でみんなから慕われています。また、恰好良くテニスも強かったのでモテました。しかも彼女を作らない硬派でますますモテる感じ。私たちマネージャーにもよく声をかけてくれて、部員の誰もが彼を尊敬しています。
 そんな中、毎年恒例の夏合宿が始まりました。
 合宿施設にはテニスコートがあり、1週間そこで合宿をします。部員たちの絆を強めるのが目的らしく、練習以外にもたくさんやることがあります。当然、料理も自分たちで作るので、私たちマネージャーも大忙し。
 起きてから寝るまでやることが決まっており、大変な反面終わった時には達成感と自信、部員同士の絆が芽生え、最後の試合を迎える流れです。


 合宿も5日目に差し掛かった頃のことでした。午後の練習でキャプテンの青木先輩が足を挫いてしまったのです。丁度この時刻は夕食の買い出しでマネージャーが少なく、私ともう1人の後輩しかその場にいません。私はすぐに青木先輩と場所を移し、手当てを始めました。
 私たちマネージャーはこういう時のために、応急処置の勉強をしています。簡単に診ると軽症で、すぐに復帰できそうな感じで一安心。先輩はすぐに練習に戻ろうとしましたが、私としては悪化させてはいけないと必死に止めます。
 「キャプテンが練習を休んでいるわけにはいかないだろ。」
 「ダメです。怪我が悪化したら大変じゃないですか?それにまだ手当が終わってません!」
 先輩は責任感から焦っているようでした。また、私も言いたいことは言う性格なので、マネージャーとして選手の体調管理には口うるさく言ってしまいます。
 「先輩はいつも真面目だから、そんなこと誰も思いませんよ。それよりちゃんと診せて下さい!」
 それなのに先輩は動いて、ちゃんと診せてくれませんでした。
 「あっ、イタタ!」
 「ほら!足の付け根の方も痛めてるかも……。冷やすからジッとしていて下さい。」
 ハーフパンツを脱がそうとすると先輩は今まで以上に暴れ出した。
 私は兄弟が男ばかりで、彼氏もいるので男子には免疫があった。また、長女と言うことで面倒見も良い方だと思う。 そんなわけで、今の先輩の状況を放っておけないし、抵抗されると意地でも何とかしたくなってしまう。
 「そんなに恥ずかしがらなくてもいいじゃないですか。もしかしたら、最後の大会に支障をきたしてしまうかもしれませんよ?」
 「じ、自分でやるから……」
 「ダメです!そんなこと言ってすぐ戻るつもりなんでしょ?きちんと手当してからじゃないと戻しません。それに少しくらい私たちマネージャーを頼ってくれてもいいじゃないせすか……」
 そう言うとさすがの先輩も断ることができずに力を抜いてくれた。こういう時はすばやく次の行動に移すのが経験上いい。弟たちも一度頷いても、すぐに反抗してくるのだ。
 私はすぐにハーフパンツを掴んで下に下ろした。
 「あっ!」
 「ああっ!見ないでくれ!」
 私はハーフパンツとその下のパンツも一緒に掴んでしまったらしい。ズボンだけではなく、パンツも一緒に膝まで下ろしてしまったのです。
 勢いが良かったので、隠す暇もなく先輩の性器が目の前に放り出されました。
 プルンと上下に動いたちんちんは小さく皮に覆われており、彼氏とは全く違う男性器に驚いてしまった。これは同年代と言うより、弟たちのちんちんによく似ている。
 「ちょうどいいからこのまましますね。」
 私は気にする素振りを見せずに怪我の具合を見ていく。先輩は顔を真っ赤にさせて、下を向いて頷く。やっぱり恥ずかしくて、気にしていたのかしら。いつも自信に満ち溢れている格好いい先輩が可愛く見えるwww
 「痛い所があったら言って下さいね。」
 そう言って、足をつま先から太ももへと揉んでいく。その間、先輩は手で股間を隠していた。私は他の女子の憧れの先輩の秘密を知って優越感を感じていた。
 「ちょっと手をどけて下さいね~。」
 「も……もういいから……」
 「だから、何度も言わせないで下さい。それに男なら胸を張っておちんちんくらい見せなさいよ。先輩格好悪いです!」
 「うう……」
 自分でもおかしい主張だと笑いそうになった。先輩はゆっくり手をどかしてくれたが、ちんちんが勃起していた。皮はなんとか半分くらい剥けている。
 笑いそうになるのを堪えて冷静を装う。
 「ちょっとタオルで冷やそうか?」
 いつもはしない必要異常なスキンシップ。それに先輩は目を閉じて、耐えるように我慢している。
 ちょっとイタズラしてみようかしら。
 「先輩って包茎だったんですね。ちょっとビックリしちゃったwww」
 「えっ?」
 こんなこと言われるとは思わなかったのであろう。本当に鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていた。
 「私、よく弟たちとお風呂入るんですけど、弟たちのちんちんとそっくり。あっ、ちなみに弟たちは小学校低学年ですwww」
 私はそのまま硬くなったちんちんに手をやった。すると…………
 「ああっ!だ、だめっ!」
 「キャッ!」
 ビュビュビュッ……
 勢いよく断続的に精液が飛んできた。かわすこともできずに、顔に当たってしまう。
 部員達から離れた位置なので誰も気づいていない。私は彼にもされたことのない顔射を初めて体験してしまった。


 「ご、ごめん!」
 先輩は慌てて謝ってきて、私はハッとして我に返る。一瞬時が止まったかのような感じがした。
 頬に違和感があり、指でなぞると白い液体がついていた。ジャージにも同様の液体がついている。『ああ、私は先輩に精液をかけられたのだ』とすぐに理解できた。
 先輩の方を見ると顔が青白く、オドオドしている。いつもの自身に満ちた青木キャプテンの姿はそこにはなかった。
 別に私も先輩のことは好きだったし、私の悪ふざけで起こってしまったことなので怒るつもりはなかった。しかし、いつもと違う先輩の様子を見ていると、先ほど同様イタズラしたくなった。私ってSなのかしら?
 「あ~……すごい量出しましたね。そんなに溜まっていたんですか?」
 私は静かな口調で語りかける。それが不気味さを増した。
 「ほ、本当にごめん。お、俺……」
 「ちゃんと質問に答えて下さいよ。今私が顧問の所に行ったり、悲鳴を上げたらどうなるんでしょうね?」
 私はハンカチで顔やジャージの精液を拭く。先輩はすぐにその危険性を感じ取り、アタフタしながら質問に答えてきた。
 「本当にごめん!が、合宿でオナニーしてないから、つい……」
 先輩は涙目で訴えてくる。それにしても硬派の先輩の口から『オナニー』なんて言葉が聞けるなんてwww
 「でも、それはみんな一緒でしょ?みんな我慢しているのに、先輩だけ気持ちよくなっちゃうのはキャプテンとしてどうなんですか?」
 「い、いや!みんな夜に抜け出してトイレで抜いてるよ。お、俺はそう言うのはやってないけど……」
 あらあら、そうだったんだ。彼氏に聞いてたけど、この年頃の男子ってサルみたいにいつもHなこと考えてるんだよねwww
 「へ~、なら先輩もそうすればいいのに。そうすれば私に顔射することなんてなかったのにねwww」
 笑いながら先輩のちんちんにデコピンをする。
 「はぅ!」
 『はぅ!』だってwww。超ウケるwww。先輩のちんちんはまだ勃起しており、デコピンの振動で上下に動く。
 「私、彼氏にも顔射されたことないんですよ。先輩に初めてされちゃいましたwww」
 「ご、ごめん……。お、俺、まだそういうことしたり、触られたことなくって……」
 「えっ、もしかして先輩って童貞なんですか?」
 先輩は硬派で、彼女がいたなんて聞いたことがないので予想はできた。別に高校生で初体験がまだなのは恥でもなんでもないと思う。しかし、私はわざとらしく大げさに驚いた。私の言葉で恥ずかしがる先輩が可愛く、そしてもっと責めたい感じがしてしまう。
 「へ~、先輩ってカッコいいのにまだなんですかwww。もしかしてホモとか?」
 「ち、違う!俺はホモじゃない!」
 「そんなに否定しなくてもいいじゃないですか。それじゃあ、先輩もいつもはシコシコしてるんですか?」
 「…………」
 「ほ~ら、ちゃんと質問に答えて下さい。彼女もいないし、童貞ってことは自分でオナニーするしかないですもんね。そう言えば、先輩の精液って童貞臭いですwww」
 先ほどから私は言葉を選んで、わざと先輩を辱める。今回も拭き取ったハンカチをわざとらしく鼻に近づけて臭いを嗅いだ。
 「う、うそ……」
 「本当ですよwww。童貞君の未熟な臭いがプンプンしてます。」
 私はハンカチを先輩の鼻元に持っていく。先輩が自分の精液の臭いを嗅いでいる姿が滑稽で笑いそうになる。
 「こんなこと他の部員が知ったらどうなるんでしょうね?キャプテンの威厳がゼロになっちゃうんじゃないですか?」
 「そ、そんなこと……」
 「だって、うちの部ってもう初体験済ましてる部員多くないですか?後輩もそうですけど、私を含めて女子マネージャーも結構多いですよ。」
 先輩はショックを受けていた。実際はよく知らないけど、経験済みの部員がいるのは確かだ。
 「その人たちが『キャプテンが童貞』だって知ったらどうなるでしょうね?自分より子供が年上なだけで偉そうにしてる。笑っちゃいませんか?」
 私は笑いながら言った。
 「ちんちんもこんなに小さいしwww。今夜お風呂入る時に他の部員のペニスを確認してみたらどうですか?先輩より小さい人なんているんですかね?」
 先輩はぐったりしていて、返事もしてくれない。
 「あ~、ちんちんが小さくなって皮が戻ってますよ。それに……ププッ、毛が皮に巻き込まれてるwww。痛くないんですか?」
 ちょっと言い過ぎたかな?でも、皮が戻る時に、陰毛を巻き込んでいるのが面白い。
 先輩は頭を抱えて考え込んでしまっていた。


 私はそれから顧問に『練習を休ませるべき』だと伝えた。先輩にはあらかじめ私と口裏を合わせるように言ってある。もうすでに先輩は私に逆らう気力もなかったようだ。
 極めつけに
 「私に顔射精したこと、包茎で童貞なことをバラす!」
 と脅したら一発で言うことを聞くようになったのだ。
 少し熱中症の疑いもあり、捻った足を冷やすためにも合宿施設に一度戻ることを告げると、顧問はすんなり車を出してくれた。
 10分ほどで合宿施設に着いた。顧問は少し考えていたが、私の日頃の行いと後30分程度で他のマネージャーも戻ってくることから、私たち2人を残して練習に戻っていった。
 「青木先輩、なかなかの演技でしたねwww」
 顧問が車で去るのを確認すると、私は先輩に話しかけた。
 「……お、お前がやれって言った通りにしただけだ…………」
 先ほどのショックから少しは回復したようだ。
 熱中症は嘘で、足の捻挫もそれほど重症ではない。実際、あの後も練習には参加できたのだ。しかし、私はあえてそうしなかった。先ほどの曖昧な感じから『先輩を本当にいじめたい』と言う欲求が本格的に出てきてしまったのだ。
 私が先頭に立ち、2人でお風呂場へ向かった。
 「なんで風呂場にくるんだよ……」
 「だって、まずは足を冷やさなくちゃダメじゃないですか?一応、仮病とは言え、本当のことですしwww」
 「そ、そうか……」
 先輩はそれを聞いて、ホッとしたように安堵の表情を浮かべている。ただ冷やすだけのはずがないのにねwww
 「じゃあ、服を脱いでください。」
 「はっ?」
 「『はっ?』じゃないですよ。服濡れると困るでしょ?」
 「い、いや大丈夫だよ。足を冷やすだけだし……」
 「いいえ、どうせですから身体全体を洗っちゃいましょうよ。汗でベトベトでしょ?」
 先ほどと違い、先輩も躊躇している。
 「あ~、もう!誰も先輩の子供ちんちん見たって恥ずかしくないですよ。さっきだって射精してからちゃんと拭かないでパンツ履いたでしょ?そのパンツの中大変なことになってるんじゃないですか?」
 私は脅すように声を上げて、先輩に近づいた。
 「あ……ああ……」
 思わず笑いそうになっちゃった。涙目になっている先輩に幻滅しちゃったwww
 「ほら、脱がせてあげるから!」
 「い、いいよ。自分で脱ぐから……」
 私が強引に服を掴むと、先輩が背を向けて脱ぎだした。
 「へ~、鍛えてるだけあってやっぱり身体は立派ですね。」
 「そ、そう?」
 最後のパンツを脱いで、お尻をこちらに向けている。
 「はい。顔もカッコいいし、頭もいい。先輩って女の子に人気ですよ。ただ……」
 先輩の正面に回り込んで、隠している手を外す。
 「こんな子供ちんちんだと知ったら、みんなどう思うかわかりませんけどねwww」
 さきほどと同様にちょこんと皮が被った子供ちんちんが現れ、私は顔を近づけた。
 「ちょ!くっさ~い!何コレ!?生ごみ臭いんだけどwww」
 精液をちゃんと拭かないでパンツを履いた。そして、この暑さである。密封されていたちんちんからは強烈な臭いが発せられていた。
 「本当に包茎って汚いんですね!ほら早く行きますよ!」
 「ま、まだタオルが……」
 先輩は何か言いかけたがそれを遮り、風呂場に向かわせた。朝、掃除をしているのでお風呂場は綺麗であった。時間が時間なのでお湯は張っていない。
 「さぁ、じゃあ他のマネージャーが後30分くらいで帰ってきちゃうから早くしちゃいましょうね。」
 先輩をイスに座らせ、足にシャワーをかける。
 「どうですか?」
 「う、うん。冷たくて気持ちいいよ。」
 「ちゃんと自分でも気になるところはほぐして下さいよ。今更ちんちん手で隠したって遅いじゃないですかwww」
 先輩はバレバレなのに、今なお手で隠していた。しばらく冷やした後、桶に水を溜めて足を入れた。
 「じゃあ、次はちんちんを洗って下さい。」
 「えっ?」
 「だから、いちいち聞き直さないで下さいよ。ちんちんを洗うんです!さっきもすごく汚れていたでしょ?どうせ、いつもちゃんと洗ってないんだから、私が見ててあげます。」
 「で、でも……」
 「でもじゃないです!先輩の汚い不潔なちんちんでお風呂に入って、他の部員が病気になったらどうするんです?」
 「うう……そんなことは……」
 「ほら、早く!それとも他の女子マネージャーが返ってきた時に一緒に見てもらいますか?」
 その言葉が効いたのか、ようやく先輩はちんちんを洗い始めた。
 「うわ~、チン毛が挟まってるじゃないですかwww。包茎って皮が剥けた後、また被る時に毛も一緒に巻きこんじゃうんですねwww。どうせならパイパンにしたらどうです?」
 先輩は恥ずかしそうに、皮を剥いて洗っていた。私はさらに追い打ちをかける。
 「それにしても、先輩がまさか包茎だったなんて知りませんでした。他の部員もそうなんですか?」
 私はわざと先輩が恥ずかしがるような質問をした。興味もあったが、それよりも先輩が恥ずかしがる姿を見る方が楽しかった。
 「あ、あんまりわかんないよ。ちゃんと見たことないし……。風呂は隠して入る奴が多いから……」
 「へ~、男子って隠してお風呂入るんですか。女子は結構胸の大きさとかお互い確認したりしますよwww」
 一瞬先輩の視線が私の胸にいったのを見逃さない。
 「あ~、今私の胸見たでしょ?先輩のエッチ~www」
 「ご、ご、ごめん!」
 「まぁ、童貞だったら気になるのはしょうがないですよねwww。私、マネージャーの中でも結構大きくて美乳なんですよ。彼氏にもよく揉まれてますしwww」
 「えっ?」
 「フフフッ、普通この年頃ならSEXしてますよ。だから先輩のちんちん見てビックリしちゃった。彼氏と全然違うんだもんwww。先輩も早く包茎治さないと、彼女ができたときに驚かれちゃいますよwww」
 そして、私は先輩の変化を見逃さなかった。
 「それに早漏も嫌われますよ。さっき、ちょっと触っただけでイッちゃうとか早すぎますしwww」
 「あ、あれは溜まっていたからで……」
 「言い訳なんて聞きませんよ。それにこんな状況なのに勃起してる先輩の言えるセリフじゃないですしwww」
 「!!!」
 「バレてないとでも思ったんですか?最初は小さくて気が付かなかったですけど、先輩の洗う手が止まったり遅くなってるからバレバレですwww。もしかして、イキそうとか?」
 「そ、そんなわけないだろ……」
 「え~、でも息荒いですしwww。そうだ、それならここでオナニーして下さいよ。」
 「えええ!!」
 先輩は驚いてこちらを振り向いた。
 「ここまできたならもう恥ずかしいことなんてないじゃないですか。私、男の人のオナニーって見たことないんですよね。お願いしますよ~www」
 「で、でも……」
 あ~、やっぱり先輩の困った顔って可愛い。いつもの格好いい先輩と同一人物とは思えなかった。
 「もう!早くして下さい!大体ここまで来たら、やらないとどうなるかわかっているでしょう?」
 「うう……」
 ようやく観念したように先輩は小さなちんちんをシゴきだした。息はすでに荒く、体もプルプル震えていた。
 「ほらほら、手が止まっていますよ。早くイカないと他の女の子たちも帰ってきちゃいますよ。その先輩の可愛らしいおちんちん見せるつもりですか?でも、時間は早漏の先輩なら関係ないかwww」
 「ああっ……そんなこと言わないで……」
 「本当は言ってほしい癖にwww。それにしても、せっかく皮が剥けたのに、オナニーする時はまた被せちゃうんですね。それが気持ちいいんですか?」
 「あああっ……ダメだって……ううっ!」
 ピュピュピュ……
 先ほど出したばかりなのに、先輩のちんちんからは大量の精液が出た。
 「ああぅぅぅ……」
 ピュッ……ピュッ……
 残った精液も絞り出して、体を震わせながら気持ちよさそうな顔をしていた。
 「あ~あ、本当に先輩って早漏なんですね。」
 私の言葉で現実に戻された先輩は顔を真っ赤にさせて、下を向いてしまった。
 「さあさあ、またおちんちんが汚くなっちゃったんだから早く洗って下さい。」
 私は仁王立ちして、先輩のことを見下ろす。
 「ほらほら、先輩は包茎なんだからちゃんと皮を剥いて洗いなさい!」
 先輩は言い返せないで、恥ずかしそうに洗い出す。
 「そうそう、ちゃんと毎日皮を剥いてカスを落として下さいね。」
 その後も私はずっと先輩が体を洗う様子を観察していた。こういう風にジッと見られるのって恥ずかしいのよねwww
 「今度からはちゃんと自分でおちんちんは綺麗にしておいて下さいよ。」
 「わかりました。」
 もう先輩は私に逆らう気力すらないらしい。


 「はい、万歳してね~」
 それから私は先輩の体を拭いてあげた。いつも弟たちにやっているように、子供扱いしながらwww
 しかも、わざと更衣室の鏡の前で体を拭く。こうすることによって間接的に自分の姿が見れるのだ。
 「はい、足をあげてね。ちんちんの中も拭くから自分で皮を剥きなさい。」
 無言のまま皮を剥く先輩。さきほどから私のいいなりだ。ようやく自分の立場がわかったらしい。
 もう、かつての格好いい先輩の面影はなかった。
 「高校3年になっても、小さくなったら皮が被っちゃうちんちんは恥ずかしいよね?ほら、鏡見てごらん。小さいちんちんを女の子に拭いてもらっているよwww」
 先輩は赤い顔をさらに真っ赤にさせて頷く。
 「でも、先輩可愛いですよ。先輩が可愛くなければ私もここまでやらないですしwww。また何かあったら可愛がってあげますからwww。そんなに落ち込まないでねwww」
 体を拭き終わり、先輩も少しホッとしたようだった。しかし、これで終わるはずがない。
 私は戸棚から救急箱を取り出すと、その中にあった小さなハサミを取り出した。
 「えっ?」
 先輩は何が始まるのかわからず、不安な様子だった。
 「フフッ、ちょっとチン毛をカットしちゃいましょう。今日みたいにお毛々が皮に食い込んだら、テニスに集中できないでしょ?どうせ誰かに見せることもないですもんね。童貞の青木先輩www」
 こうして、私は先輩の毛を半分くらいカットしてあげた。
 「まぁ、こんなもんかな。本当はパイパンにして本当の子供ちんこにしたいけど、先輩もかわいそうだしね。」
 「うっ……うっ……」
 見ると先輩は涙目になっていた。
 「泣かないで下さいよ~。誰にもバラしませんからwww。先輩だって気持ちよくなれて嬉しかったくせにwww」
 毛の処理をして、服を着たところで他のマネージャーたちが帰ってきた。
 先輩の耳元で「もう少し遅かったらもっと楽しかったのにね」を囁くと、慌ててすぐに顔を真っ赤にさせていた。そして、その顔色を見た女子マネージャーたちに心配されていたのが面白かった。


 それからも、ちょくちょく私は先輩をからかって遊んだ。もちろん彼氏がいるのでSEXはしなかったけど、あれ以来私はSに目覚めたのかもしれない。
 ラブホテルに誘って、オナニーの限界に挑戦させた。下半身の写真を撮って、学校中に貼ったこともあった。あれは本当に面白かったwww
 部活で「青木先輩、ちゃんと(帽子を)被って下さい!」と言って慌てさせたのもいい思い出だ。
 その度に先輩は恥ずかしそうにして、私の命令を聞いてくれた。もしかしたら、先輩はMなのかもしれない。
 部活を引退してから、彼女ができそうになっても私はそれを許さなかった。
 「そんな包茎ちんちん見せたら、女の子は引きますよ。」
 「もし、彼女と付き合ったら、今までのことバラしますからwww」
 こうして、今日もみんなの憧れの先輩は私のいいなりだった。
 卒業したら解放させてあげようと思っていたが、最近は別の感情が芽生えてきてしまった。ごめんなさい、先輩。もしかしたら、もっと大変なことになるかもしれませんよwww

Re: 着物女装 - 女装子

2017/07/22 (Sat) 21:54:35

男子は教室で着替えるのですが、やんちゃな奴が数人いて、着替えの時に腰に巻き付けているバスタオルを剥ぎ取ろうとして騒いでいます。
中にはそんな嫌がらせをされるのが嫌だったのか、バスタオルを使わずに全裸で着替える子も。
そういう子のオチンチンはしっかり見てましたが、僕の心の中に別の不安が生まれました。
自分のオチンチンを見られるのが凄く嫌で、もし水泳授業に参加したら自分もバスタオルを取られて見られてしまうという恐怖が生まれたのです。
仕方なく、僕は見学を続けました。
5年生になる前、僕は転校しました。
新しい学校でも水泳授業はあり、見学していました。
表面上の理由は前の学校の時と同じ。
そして、6年生の時のこと。
いつものように水泳授業を見学していると、養護学級の女の先生が僕の所に来ました。
先生は「どうして見学しているのか」としつこく聞いてきました。
「心臓が悪いから」と言ったのですが、運が悪いことに、僕が休憩時間に廊下を疾走している姿を見られてしまっているようでした。
僕は先生に養護学級の教室に連れて行かれて詰問されましたが、本当のことはなかなか言えませんでした。
泣きそうになっている僕を激しく問い詰めます。
とうとう僕は水泳授業を見学している本当の理由を話しました。
「着替えの時にオチンチンを見られるのが恥ずかしいから」と。
先生は「男の子にはみんなチンチンが付いているのに、何が恥ずかしいの」みたいなことを言っていました。
そうこうしているうちにチャイムが鳴り、水泳の授業が終わりました。
それでも先生は僕を解放してくれません。
と、どうしたことか着替えを終えたクラスメートのM君が養護学級にやって来ました。
先生が僕の秘密をM君に話しています。
僕は恥ずかしくて俯いたままでした。
先生から話を聞いたM君は笑いながら、「絶対に見られない着替えの仕方」を教えてくれました。
M君もその方法で着替えていると言っていました。
それは、水泳授業で濡れた海水パンツをバスタオルでしっかりと拭いて水分を取った上で腰にバスタオルを巻き付け、海水パンツの上からパンツを穿く。
そして、先ず片方のパンツの脇から海水パンツを引っ張って足から抜き、もう片方も同じようにして脱ぐという方法でした。
御存知の方もいますよね?

こうして「絶対に見られない方法」を教えられた後も、僕の水泳授業見学は続きましたが、プールサイドで見学していたらまた見付かってしまうので、教室に1人で残っていました。
担任の先生が来るかもしれないという恐れはありましたが、結果的には一度もそんなことはありませんでした。
1人で教室にいても暇なので、教室の前の方にあった棚の中を探っていると、当時としてはちょっとエロい本が入っていました。
それは教科書のような本で、興味本位に開いてみると、男の子のオチンチンに犬が噛み付いている絵が書いてあり、『噛み切られたら俺は男でなくなる』と書いてありました。
それを見ているうちに何故か妙に興奮してしまいました。
次の水泳授業からは1人で教室に籠り、担任が来るかも知れないという恐怖と闘いながらもその本を見て興奮していました。
勃起したオチンチンを出して触ったりしましたが、オナニーなんて知らないので、触って気持ち良くなる程度でした。
さて、ここまでは小学生時代の、それほどエッチではない体験です。
中学時代は学校にプールはなく、僕は安心して学校生活に臨めました。
ここまでで一旦書き込みを終わります。
高校時代の悪夢は、また後で書き込みます。

時代は過ぎて高校時代。
僕の通う高校は山の上にありました。
PTAが作ったという、全国的にも稀な高校でしたが、当時は不良も多かったです。
科は「普通科」「工業科」「造船科」「商業科」があり、僕は「商業科」に入学しました。
「商業科」には男子は1クラスに10人くらいしかおらず、4つのクラスで構成されていました。

高校には屋内温水プルがあり、それは市が管理するプールで、日曜日や夜間はスイミングスクールとして使われているようでした。
僕は相変わらず水が怖くて泳げませんでしたから、小学校と時と同じように「心臓が悪い」という「仮病」を使って水泳授業を見学しました。
見学といってもプールサイドで見学することは少なくて、1人で教室に残っていました。
水泳授業に参加しない僕のことを誰も不思議に思わないようで、特に何も言われませんでした。
高校2年になったある日、久し振りにプールサイドで見学して、授業が終わった後。
クラスメートと隣のクラスの人達(体育の授業は隣のクラスと合同)がシャワーを浴びて更衣室で着替えて教室に帰って行くのと入れ違いに、次の時間が水泳授業の1年生が更衣室に入って来ました。
年下の同性の体に興味があった僕は、1年生たちの着替えを見ていました。
しかし、やはりガードが固くて少しも見れませんでした。

高校2年の夏休み前。
放課後に僕がトイレで用を足していると、クラスの不良が入って来ました。
ヤバそうな雰囲気だったので、僕はさっさとトイレを出ようと思いました。
トイレは不良たちの溜まり場で、個室に隠れて煙草を吸っているのは知っていましたから、面倒なことに巻き込まれたくなかったのです。
しかし、残念ながら逃げ切れず、僕は不良たちにトイレに連れ戻されて個室の中へ。
不良たちが煙草に火を付けてプカプカ吸い始め、僕にも「吸え」と言いました。
僕にも煙草を吸わせれば先生に告げ口できなくなるだろうという考えのようでした。
しつこく脅されて、僕は仕方なく吸いました。
それで解放されるだろうと考えていましたが、不良の1人が「お前、水泳の授業の時に何でいなくなってんの ?」と唐突に言い出しました。
僕は「心臓が悪いから」と答えました。
「水が怖いから」とは言えないし、本当の理由である「オチンチンを見られるのが恥ずかしいから」なんて答えられるわけがありません。
でも、僕は普通の体育の授業には参加していたので、「心臓が悪いから」という「仮病」を不良たちに見破られそうになりました。
何とか無理に誤魔化してその場は逃げ切りました。

それから2日後の昼休憩の時。
僕は同じクラスの不良2人と隣のクラスの不良3人に呼び出されました。
あまり使われていない「旧校舎」の2Fのトイレでした。
そこで最悪の事態になりました。
隣のクラスには同じ小学校の人がいて、後になって考えてみるとその人は「M君」と親しい人だったのです。
「M君」とは、小学生時代の養護学級での出来事を一部始終知っている、あの「M君」です。
完全に虚を突かれた思いでした。
「Mって覚えてるよな ? 」とニヤニヤして言いました。
僕は頭の中が真っ白に・・・・。
Mから聞いた話として、『僕が小学生時代にずっと水泳授業を見学していて、その理由は「心臓が悪いから」と言っていたが、本当はそうではなくて、「着替えの時にオチンチンを見られるのが恥ずかしいから」と本当の理由を言った』
『プールサイドで見学している時に、養護学級の先生に教室に連れて行かれて詰問され、本当の理由を言った』
全てがバレてしまった瞬間でした。
僕は「嘘をついた」という理由で、全裸に剥かれました。
「旧校舎」なんて滅多に人も来ないし、抵抗すれば殴られるし。
結局、大人しく全裸にされるしかありませんでした。
それでも必死に隠すのですが、そしたら殴られました。
先端まですっぽりと皮を被った包茎のオチンチンを見られました。
「確かに恥ずかしいな。こんなドリチン、みんなに見られたら」
その言葉しか覚えていません。
他にも色々言われましたが・・・・。
僕が水泳授業に出ない理由をクラスメートや隣のクラスの人たちにばらされるのが怖くて、僕は不良たちの言いなりになりました。
やられるのはいつも「旧校舎」の2Fのトイレ。
全裸になってオナニー。
放課後は延々とオナニーさせられて、オチンチンが痛くなった頃にやっと解放されました。
酷い時は5回の連続射精で、オチンチンは真っ赤になりました。
いつしか1年生が呼ばれ、公開オナニー。
それは3年になっても続きました。
3年になったら2年生と1年生の不良たちも参加。
そんな時、1年生のいじめられっ子が連れて来られました。
不良たちは1年生を全裸に剥いて、「お前も裸になってここでホモれ」と言いました。
僕は全裸になっていじめられっ子の1年生のオチンチンをしごきました。
僅かに皮の剥けた小さくて可愛いオチンチンでした。
根元を握って完全に皮を剥くと「あっ」と声を上げましたが、抵抗はせず。
不良たちの指示で1年生の子の手が僕の股間に伸び、先端まですっぽりと被った皮が剥かれました。
僕の手の動きが激しくなると彼の手の動きも激しくなり、不良たちの見ている前で2人とも完全に勃起しました。
女性が使うような乳液みたいなのが僕のオチンチンに塗られて、そのまま1年生の子のお尻の穴に挿入。
彼は痛いのか何なのか泣き叫んでいましたが、ここは「旧校舎」。
しかも、放課後。
不良たちは僕の射精を確認すると散って行きました。
その後1年生の彼はいじめの対象から外されたようでした。
この日以降、僕が「旧校舎」のトイレに呼び出されることはなくなりました。
しかし、今度は「僕が原因」で別の不良たちに目を付けられました。

ここは滅多に誰も来ません。
あの一件以来、僕と1年生の子(以後Y君)は、「旧校舎」の4Fのトイレで全裸になって愛し合うようになっていました。
ある日の放課後。
僕は4FのトイレでY君を待っていましたが、いくら待っても来ませんでした。
今のように携帯電話があるわけでもなく、かと言って探しに行くのも面倒でした。
トイレの個室で既に全裸になっていましたから。
Y君が来ないので、僕は全裸のまま個室から出ました。
廊下に出て階段へ。
この時、異常に興奮していました。
「誰から見られるかも」という恐怖が逆に興奮をもたらしました。
オナニーしながらトイレの個室に戻って暫くすると、静まり返った「旧校舎」にガヤガヤと話し声が。
『いつもの不良たちかな』と思いました。
それならば、2Fのトイレに向かう筈。
誰か別のいじめのターゲットを見付けて2Fのトイレに連れ込むのだと思いました。
そう考えていると、急に話し声がしなくなりました。
『やっぱり2Fのトイレに向かったんだ』と確信しました。
僕は再び全裸のままで個室を出てトイレの入り口へ。
そのまま廊下に出ようとしたところで3人の不良たちに見付かりました。
それと、何故かY君も一緒でした。
しかも、Y君は全裸にされていました。
後から聞いた話では、Y君は不良たちに脅されて、放課後に僕と全裸プレーをしていることを自白させられたようでした。
不良たちに見付かる前までは異常に興奮して勃起していたオチンチン。
勃起しても皮を被っている僕のオチンチンは、さっきまでの興奮で我慢汁だらけ。
でも、見付かった瞬間に小さく萎んでいて、すっぽり被った皮の先から溢れて垂れる我慢汁。
こんな恥ずかしい姿を見られてバカにされて笑われて。
「みんなにバラすぞ」と言われて、「それだけは許して下さい」と情けなくお願いするしかない僕とY君。
「いつものようにホモれ」という命令通り、そのまま廊下でセックス。
またしても不良たちの嘲笑と罵倒。
最後は僕とY君に69させてお互いの精液を飲まされました。
初めて飲んだ精液の味。
今でも忘れられません。
「いつバラされるか」という恐怖は、僕もY君も常に持っていましたが、卒業式までそんなことはなくて、卒業するまで僕とY君の付き合いは続きました。

余談になりますが、2年生の時に一度だけ水泳授業に参加した時に、更衣室で着替えている不良のオチンチンを見て驚きました。
タオルも巻かずに素っ裸で着替えていて、完全に皮の剥けた真っ黒な色をした逞しいオチンチンでした。
あまりジロジロ見るわけにもいかないので、チラチラと。
高校時代に興奮した場面は、視聴覚室での地理の授業で自習となった時、K君といういじめられっ子(不良たちの使いっ走
り)が教室の暗幕を体に巻き付けられて上半身を抑え込まれて身動きができなくされ、別の不良が巻き付いた暗幕の下半身だけを捲ってズボンの上からK君の股間を鷲掴みにしました。
「タマを潰されたくなかったら動くな」とか言われて大人しくなったところでズボンを脱がしにかかりました。
抵抗するK君を殴って大人しくさせて、2人掛かりでズボンとパンツを脱がしました。
そのまま視聴覚予備室に連れて行かれて「映写板」の後ろに立たされます。
そうすると、映写板に映った影が視聴覚室から丸見えになります。
実物は見れませんが、オナニーさせられている影が丸見えで興奮しました。
また、普通に先生がいる時でも不良たちはK君をいじめていて、キンタマを握ったり、オナニーしろと命令したりしていました。
さすがに授業中にオナニーはしてませんでしたが・・・・。

「商業科」ということもあって女子にもてる男子もいじめの対象となっていたようでした。
田舎の学校でのことですから、人気のない体育館の裏などは絶好の場所。
昼休憩に女子に人気のある子が体育館の裏手に連れて行かれるのを見た時は興奮しました。
別のクラスの同級生の、カッコイイというか、可愛い顔立ちの子でした。
そーっと後を着いて行くと、案の定不良たちに脅されていて、僕以外のギャラリーも少なからずいました。
彼は自分でズボンとパンツを下ろして不良たちにオチンチンをさらけ出していました。
僕よりも大きくて、でも僕と同様に皮を被ったオチンチンでした。
タマが異様に大きかったように記憶しています。
恥ずかしがることもなく皮を剥いて淡々とオナニーをしていました。
多分、それまでにも何度かやらされたのかも知れないと思っています。
彼の射精は凄くて、「うっ」と唸ったと同時に大量射精。
ギャラリーの拍手・喝采。
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